感想：私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い！　第158話「モテないし謹慎する」

前回157話の前半部と時系列を共有する、謹慎者サイドの1日。

特記事項

堅実なキツさを感じさせるかっちりとしたスケジュールと制約。とりあえず二度と受けたくないと思わせるには合理的だな。

こういう段取りって少なくとも作者は馴染みがなさそうだけど、取材とかした時に聞いてるのかな。あるいは編集側が学園モノの資料として用意できるのか、そもそも真面目にググれば例が詳しく載ってたり？

これ初期だったら絶対汚い顔してるよな。デフォルメ顔自体は前にも出ているが、こういう場面で使われるとは可愛くなったものだ。

2人でいちゃつく以外の娯楽が一切存在しない部屋。…これ何気に凄いシチュエーションでは？まあラブコメとかでやるには舞台が地味すぎるし、導入間違えるとキャラの印象に傷がつくけど。

前回のうっちーはわざわざ指導室前で叫んでおり、一般の休み時間中はもこっちが指導室に釘付けなので叫びはこうして届く。

今のもこっちはうっちーに好意を抱かれているなど夢にも思っていなさそうだが、結局これはどう受け取ったんだろう。経緯をすっ飛ばして台詞だけ抜き出されると闇討ちされたウォーズマンみたいだけど。

ところで、2日目にはネモが指導室前でもこっちのモノマネをしている。放課後の出来事だが、もこっちは17時までいるからこれも聞こえたかな？

そう言う彼は確か1年のときの担任である。オギーと比べるとそこまでもこっちに食い下がるタイプではなく、ぶっちゃけもこっちの妄想の中でバトロワ開幕させてた記憶しかないけど、こうして感慨にふけっている以上、担任なりに思うところはあったようだ。

暇な謹慎が7日も続く以上、彼女はここで結論を出すだろう。
既に周囲がオープンキャンパスなどに動いているのに、なんの焦りもないほどテキトーなのだから、結論がテキトーでもおかしくない。もこっちに合わせて青学が普通にありそうだ。地頭や集中力はあるようだし、目標として定めればなんとかなるかも？

せっかく温情も込められた形式的な謹慎なのに、教師の目の前でこんなもん書いて提出したらガチモードになりそう。