漫画感想:シンデレ少女と孤独な死神 第3話「西神家の一族」

シンデレ少女と孤独な死神 – 漫画 – ガンガンONLINE -SQUARE ENIX-
 話の方向性も見えだして、なかなか面白くなってきた。今のところはオカルト要素を含んだミステリーって感じだね。
 今更気がついたが、この作品のシナリオ担当さんは時間逆行ものの読み切り漫画の原作者さんだったか。残念ながら後編は見そこねてしまった作品だが、少なくとも前編はわりと好みの展開だったと思うので益々期待しておこう。
 以下は若干ネタバレな話。この記事の投稿時点では公式にて本編が全話読めるので、そちらを優先して読んで頂きたい。

 今回注目すべき疑問点は監禁事件の真犯人より、黄泉返りの影響範囲だろう。きっと。
 2話と3話冒頭の説明では「取り敢えず蘇生する」ことと、「島の神の一部になることで実現する所業なので、島から出たら滅びる」ことくらいしか説明がなかったが、後者はもっと噛み砕く必要がありそう。
 スパナさんの死亡確認がちゃんと正確な上、少女がれっきとしたメインキャラであるのなら(神が特別視してるくらいだから、実はサブキャラでしたなんてどんでんは無いと思うが・・・)、単純に考えて「島の中では死んでも復活できる」ということになる。
 ・・・というか考えてみれば、ただ転落死をなかった事にして終わりじゃ発展性がなさすぎるわな。予想通り復活し放題なのかはともかく、今後も活きるような付加要素は何かあるのではなかろうか。