感想:IDOLY PRIDE Stage of Asterism 第12話「Pride and Heartbeat」

IDOLY PRIDE Stage of Asterism #12 Pride and Heartbeat|コミックNewtype

本作は、シナリオにおける重要な情報はアニメが第一報になるように展開している。ネットショップの店舗特典とか、外部情報は流石に制御しきれないが、内輪の動きはほぼ統制されている。

この漫画版は内容と更新タイミング的に最も影響を受けており、今回もアニメ8話に合わせたさくらの心臓の話。裏を返すと次回予告みたいな性質もあるので、アニメ9話は高確率でトリニティエールの話になるのだろう。

今回はちょっと面白い違いがあって、医師の反応がアニメ版と大きく異なっており、漫画版のほうが露骨になっている。麻奈の名前が出た時点で明らかに動揺している。
この辺はメディアの違いだろう。アニメ版は2話から散々伏線を張り続けたからあの反応で十分だが、尺も構成も異なる漫画版だとはっきり言って唐突なので、ぼやかされると決着のはずがまだ引っ張りそうな話に見えかねないし。

あと、一番気になっていた、さくらが牧野をどう思っているかはこちらで初めて語られている。要約すると無条件の好感。まあ、やっぱそうなんだなという感想に尽きるが。これだけ主張の激しい心臓が、彼に反応してないわけが…。

同じくこの回で、初対面の牧野に対する琴乃の辛辣な反応が見られるので対極的。一応こっちが普通の反応だが。