漫画感想:呪力戦隊リクワイヤー!! (今井神短編集)

 読んだ。話ごとに感想をちょっと書く。

 呪力戦隊リクワイヤー!!
 表題作。この作品のみ続編が執筆されており、ボリューム的には全体の5割くらいを占めている。
 NEEDLESSと同じバトル物だが、より変態な内容。主にえろえろな方向性で。
 ギャグに勢いがありすぎてよろしい。というか勢いが全てだと思う。

 侍ダイナマイト!!
 一転して盛大に和風な雰囲気。マゲ結ってる人とか普通に出てくる。
 ただし西暦2002年。主人公携帯弄ってるし、都会なら普通にビルとか建ってるらしい。
 ちなみに年号は「正化」。こういう時代設定は秋期頃にやってた『百花繚乱』に通じるものを感じる。

 大まかな世界観はかなり面白く感じたが、話自体は今ひとつだったかな。
 盛り上がりはあるんだけど、キャラの魅力が足りないように思えた。
 リクワイヤーにこの世界観を直接継ぎ足したら面白いかも。酷い混沌が目に見えてるけど。

 全能者
 かなり真面目な作品。メインキャラはほぼギャグ無しと言っていい。あとグロテスクな描写あり。
 連載中のNEEDLESSや白砂村と深い繋がりがあるらしい。あと前述作品のキャラも密かに出てくる。

 敵キャラがどんどん精神的に追い詰められていくさまはなかなか読み応えがあったね。
 しかし何であの刑事は躊躇なく発砲したんだ?事故を利用して殺害するからこそ尻尾を掴まれずに済んでいたのでは・・・

 ようこそ♥ドロネシア道具店へ!!
 剣と魔法なファンタジーもの。
 世界が世界だから他作品との関連性が最も薄い作品だと思われる。今井作品の中だとかなり珍しいかも。でも他作品のキャラが混じってる。

 侍ダイナマイト同様に世界観は好感触。つーか魔族のおねーさんとかが普通に出てくる光景は素敵ですね。
 ちょっと最後の流れが釈然としないけど、店を守ったという功績はあるしまあいいか。

 関係ないけど!とか♥みたいなマークがやたら入ってるタイトルってまさに読み切りって感じがする。

 呪力戦隊リクワイヤー2
 ほら、続編が出た途端に!!が消えた。どうでもいいな。多分関係ないし。
 前作の掲載から6年も経つため、あまり続きものっぽく見えないように仕上げたらしいがクオリティは高い。
 取り敢えず続き物としては全くブレてない。それでいて画風が近年仕様になったためとっつきやすい。

 呪力戦隊リクワイヤー3
 本コミックを出版するためのページ数を満たすため、今年掲載されたリクワイヤー最終作。
 ただ1ページ(自由行動のくだり)だけ全く面白くなかったが、それ以外は全部面白かった。超極端だ。

 それにしても、花子からシャーマンキング、敵モンスターから遊戯王臭がするのは気のせいかな?あまり気のせいではないかもしれない。

 一応これで完結らしいが、まだネタは残ってるんだとか。しかしこれ出すのに10年かかったわけだから、過度な期待は厳禁かな?
 まあ気長に待っておくか。連載作に上手く絡ませる可能性とかもあるしね。

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