アニメ感想:ALDNOAH.ZERO アルドノア・ゼロ 第2話「地球の一番長い日 -Beyond the Horizon-」

 主人公の言動が異様だな。友人死んでもリアクション薄いし、敵機体の性質も速攻で掴んでいる。機械的というか怪奇的というか。多分生粋の一般人じゃないんだろうけど、そうじゃなかったらちょっと参るな。

 あと見づらい公式サイトに実は火星関連の年表がある聞き、頑張って探して (「WORLD」で抽出される「Tx/005-2」パネルにあった。リンクするには年表画像に直リンするしかないのでなんだか気が引ける。)軽く読んだけど、火星の歴史凄い浅いんだな。なんと火星への移動が実現してから50年も経ってなく、本格的な移住開始から数えれば40年もない。
 これだと、生粋の火星生まれでそれなりに発言力がある層ってまだ第一世代しかいないんじゃないだろうか。それであのガミラス的な選民思想はどっから湧いてきたんだろう。火星人を自称することすらまだちょっと気恥ずかしい所がある気がする。しかもこうもあっさり誇らしく自称するってことは、ガンダムAGEの火星人みたいな悲壮な背景 (火星には特有の死の病が蔓延しており移住に適さないことが発覚したが、地球側は移民の救済や回収をしないばかりかそのまま黙殺して火星移住計画を闇に葬ったとか何とか。)は想像しにくく、何でここまで険悪なのか全然分からない。移住開始の2年後に突然興奮して反地球活動おっ始めてるレイレガリア博士に何か扇動向けの技能でもあるのかな…。主人公共々言動の根源をハッキリさせて欲しいところ。