アニメ感想:魔法科高校の劣等生 第2話「入学編II」


 前回のいざこざの顛末が冒頭に来ているが、登場人物の性質は立場ごとに一貫しているのが伺えるな。立場によって考え方が一点に偏ってるのは普通のことだけど、本作の場合は更に性別でもハッキリ分かれている。主人公に対し、一科生男子は原則小物臭や一方的な敵対心を露わにし、一科生女子は好感触若しくは落ち着いた目線から一定の評価をしている。
 作品の性質が如実に現れた結果であり、前評判からの想像を全く裏切らないな。そしてこうも一切ブレないと真っ当に楽しみやすい。ギャグと感じて笑いを期待しようが、見たまま格好いいと感じようが、ずっとその需要が満たされるわけだ。これはこれで癖がないと言えるのかもしれない。