アニメ感想:アイドルマスター シンデレラガールズ(TV版一挙再放送)

TVアニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」オフィシャルサイト

 想像通りAbemaでやってくれたから見た。見直して良かった。

 デレステのおかげで、キャラを覚える負担がなくなったからわかったが、描写の細かさは765のアニメと一緒でかなりのものだった。
未央の例のやらかしも結構事前に勘違い演出が細かく入ってて、実はああいう勘違いがないようにプロデューサーは即釘さしてたんだけど正常に伝わってなくて、澪や卯月すら本番までは少なからず浮ついていたという構図があった。まあそれ込みでもフォローしきれない失態だったんだけど、以降の成長がずば抜けているから挽回はできてると思う。後編の彼女は本当に凄い。まさか真の不遇要素は、セクシー担当なのに胸のサイズが露骨に削られていたことだったとは…。

 やっぱり後編は暗い。解体の危機を根本に抱え続けて話展開してるからどうにも。本放送時は分割クール化で前編のイメージが薄れていたのと、総集編で間延び気味だったから殊更キツかった記憶が…。
 それに常務は最終的にはいいキャラに行き着いてるんだけど、そうなるのがほぼ最終話というのが遅すぎた。それ以前の対立構造むき出しな段階で、常務側の企画に属したアイドルへの心証はどうしたって落ちる。この辺はもう少し考えて欲しかったなあ。

 とりあえず本作は、事前に原作触るのが必須だった。CPのキャラだけじゃなくて、出てくる女の子が全員固有のキャラだし、こんなのある程度事前に覚えておかなきゃどうにもならない。思った以上に当時はわけもわからずに見ていたなという思いが一番の感想。後半微妙に思った点はわりとそのままではあったけど、前よりは遥かにいい感じに見れた。
 多分、結構な確率でミリオンライブもアニメやるんだろうけど、次は万全で見たいものだ。