アニメ感想:放課後のプレアデス 第12話(最終話)「渚にて」

 それぞれがありのままの元の宇宙へ。メインの魔法少女要素は完結したため、中々潔い終わり方。

 話が進むごとに行動範囲のスケールが大きくなっていって、タイトルに相応しい宇宙ものになっていったのは感心した。全体の話も、きちんとまとまっている感じがあって良かったと思う。忘れているだけかもしれない可能性はおいといて、「アレはなんだったの?」みたいな点が特に思いつかない。このまとまり具合は、YouTube版で下地を作った上でかなり長い間水面下にいたことによる成果だろうか。

 惜しむらくは、みなとの扱い方が終盤を極めるまで大分テキトーに映ったこと。とりあえずかけらがあるから湧いてきましたみたいなシチュエーションばかりで。結局のところ彼はヒーロー役だったので、もうちょっと株を上げてやるのが早くても良かったんじゃないかな。