アニメ感想:グリザイアの楽園 第10話(最終話)「ブランエールの種VI」

 楽園の成就。姉の義手は嘘くさいと思ってたけど本当に嘘だった。本物レベルのハイスペックなクローンすら出てきてる一方で、あれだけ相対的に凄い前時代的だったもんな…。
 まあ、精々もっといい義手使えるのにふざけてメカメカしい義手使ってる、という程度の認識で、ただの手袋だとまでは思わなかったが。

 話は面白かった。個人的に本作は「やり過ぎてギャグになってるシリアス」として受け取っているので、あまり真っ当な見方ではなかったかも知れなかったが、楽しめたことには意義があると思う。
 残念なのは、ラスボスに1期ラスボス程の勢いがなかったこと。1期の逆恨みおじさんはあまりにも滅茶苦茶過ぎて本当に神がかっていた。このおっさんとのバトルをクライマックスにするとか正気?って感じで。
 2期の方は精々ゲイなくらいで、これといった思い切りの良さがないんだよな。小奇麗に整った悪党といった感じ。まあこの辺はしょうがないか。シリーズの最後があんなんだったら流石に収拾付くか怪しくなるし…。