期待通り、ガリナ達がヤッターマンを襲名して完結。でも子孫どうこうという話は出なかったため、ヤッターマンの血筋自体は本当に絶えてたってことになるのかな…。まあ、良い最終決戦だった。
しかしこの作品、全体の尺の使い方にかなり難があったと思う。このストーリーを12話に割り振ったら話数が余ると判断されたのか、途中に単発エピソード(力士とか漁師とかのアレ)が挟まれていたわけだが、例外なく内容が微妙だったため中だるみ感を紛らわせることは全く出来なかった。でもそのくせラストはとんでもない駆け足だったからとにかく印象が悪い。あの準備期間でドクロベエに勝てたことに対してちょっと説得力がなさ過ぎるし、ヤッター十二神将の残り11人とか、ゴロー同様まともな人物だった可能性が高いのに何人か爆散して終わりで良かったんだろうか…。
元々コメディの土台に1話丸々コメディの脚本を何度も詰むくらいなら、ドクロベエの登場を早めてラストをもっとのびのびと展開したほうが良かったんじゃないかな。それでも尺が余るなら、これこそKADOKAWAアニメみたいに早期終了すれば完璧だったのでは。30分枠で12話フルに使うことが常に幸せとは限らない。