アニメ感想:デス・パレード 第1話「デス・セブンダーツ」

アニメ『デス・パレード』公式サイト

 「アニメミライ」というプロジェクト内の出し物だった映像作品がTVシリーズ化、みたいな経緯を持つアニメらしい。
 しかしキャラの鼻の下の長さが気になるな。現実の一般的な鼻の下より長いため、美形じゃなければリアルでもないと言える。…こんなキャラデザの理由はラストで分かった。どうやらとびっきり醜い顔への遷移を自然に描くためみたいだ。そういうことなら、今後も鼻水ぶちまけ顔に期待できるわけか。期待する人いるのか分からんけど。

 内容は、何かの事故や事件によって同時に死んだ2人組、それも死因の根源に両者間の遺恨がある場合にゲームをさせて、その勝ち負けなどからどっちを地獄に堕とすか決めるという話らしい。夫の勘違いなのか妻が騙しているのかという論争が二転三転していたり、別に勝てば天国行きとは保証されていなかったり、勝った妻のほうが見るからに地獄行きっぽい表記のエレベーターに乗って、案の定虚無とか言われていたりと、考えさせる点が多めな造り。
 うーん、ゲームの結果はそんなに重要じゃなくて、過程から生じる不安感などから両者の真意を洗い出していくツールでしかないのかな?まあどうやら視聴者に近い視点のキャラが身近にいるようで、ちゃんと次回から徐々に語られていきそうな感じ。