アニメ感想:クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 第13話「武器工廠(アルゼナル)、炎上」

 アホ兄貴がトチ狂って攻めてきた為、とうとう組織全体が人間側から決定的に離反。しかしこの流れの中で突出して目立ったエンブリヲの全能っぷりは何なんだろう。マナを持った新人類を産出しただけじゃ飽きたらず、アンジュ達みたいに歌ってロボ動かしたり、死者の蘇生なんて大業まで見世物のおひねり感覚でやっている。しかも死者2名は互いに離れていたのに双方に難なく現れているため、あらゆる場所に存在できるような能力も見られる。これだけ何でもかんでも至れり尽くせりとなると、前回ジルが彼のことを「神様」と呼称したのは比喩表現ではないと見ないと説明が付かない気がする。前回までなら人類の品種改良に踏み切って成功しちゃった危ない男ということでもギリギリ受け取れたが…。