アニメ感想:結城友奈は勇者である 第10話「愛情の絆」

 Aパートは東郷さん視点でこれまでの振り返りと、1話よりちょっと過去の話。前回ラストにいなかったのは、真相に対する結論が他4人(諦めた)と異なるものになったことが示唆されてたんだな。
 …自害の件はハラキリから試したんだ。直接的な自傷行為の方が分かりやすいっていう点に加えて、絵面があまりに生々しいと不味いことが合わさっての流れだろうが、思い切りが良すぎる。

 東郷さんの正体は、まあここまでで気づく要素は満載だったな。精霊の増え方が散華1回で1体だけというのは驚いたが。随分な数だったと思うが、めっちゃ散華してたんだな。
 で、戦いはほぼ永久に続き、必ず使い潰されることを察したので、もう世界を壊すと。まあ結論としてはあり得たけど、問題はこの行為も結局未来が無いんだよな。神樹さまは恨まれる謂れこそあるが黒幕とかそういうのではなく、最小限の犠牲で世界を維持するという典型的な神でしかなかったから。もう一押しないと自暴自棄なだけだよなあ。