アニメ感想:大図書館の羊飼い 第7話「図書部の休日」

 デートを盛大にすっぽかしかける男。流石人助けのためなら奇行も厭わないだけあって堂々としてるね…。
 羊飼いになる意義は前回の説明だといまいち決定的なことがなかったが、今回で明確になった。人の記憶から消えてしまう代わりに、寿命など人間的なものすら克服できると。人の人生を見て矯正という役柄も踏まえたらちょっとした神と言えるな。これならまあ、目指す者がいるのが判らなくもない。人に覚えられないってだけで、非番の時に現世を楽しんだりするのは問題なく出来そうだし。

 しかし忘れられるというリスクは恋愛というジャンルに対して致命的な障壁になるから、2人が最終的に羊飼いになるかどうかは全然予想が付かなくなった。当初は普通に2人ともなるものだと思っていたが…。
 描写から考えた最有力は、凪だけ羊飼いになるケースかな。以前京太郎が誕生日祝いされた時に図書部の未来を予知していたが、その光景に凪はいなかったから。一応図書部員じゃないからあれでも不自然ではない(生徒会長とかもいないし)のだが、やっぱり不吉だよなあ。図書部員じゃないと言っても図書部には頻繁に押しかけてるキャラだし。