アニメ感想:失われた未来を求めて 第7話「239万光年の想い」

 ゆいの目的が明らかに佳織の生存であることと、奏が主人公足りえる理由がようやく見えてきた。彼女が未来の奏からの使者という超ド直球なパターンが最有力になったから。これならゆいの動機が至極明快だし、奏もただのモテ気味な男から一気に最重要クラスの人物になる。
 しかしあのおっさんが本当に未来の奏だった場合、思ったよりかなり近い未来だなあ。多めに見積もっても30年後位だろう。そう考えると技術水準が異常に映るわけだが、この裏付けはどうなるんだろうか。これもまた病的に没頭して行くとこまで行ったみたいなストレートなケースかな?まあどう説明されたってトンデモ技術なのは変わらないからさして重要ではないとは思うけど。

 今回が12日で、佳織が事故死するのは確か14日。今回で事故の原因の一つであるクマのキーホルダーをゆいが持ち去っているため、一応生存率はかなり上がっているが、あの事故のバスの滑りようは尋常じゃなかったからどうだろうなあ。
 もしかしたら直前に佳織が告白するくだりを奏の修羅場にでも差し替えて長引かせるのが一番イケてる作戦なのかもしれない。まあ冗談だけど、一応そこへ持っていくのは今回含め現実的に可能な状態に向かいつつあるよな…。