アニメ感想:信長協奏曲 第6話「明智光秀」

 あー…オチの候補が限られてきたな。本能寺の変のドサクサでサブローが現代に帰還するくらいしかなくなってきた。
 まず既に2人も未来人が出てきているのに、結局歴史自体は特に変わってこなかった様子から、このままじゃ本能寺の変の回避も多分無理。そして本来の信長が光秀の役割を持っていたということは、彼を信長に戻して本能寺の変での死を押し付けることもいまいち現実的じゃなくなった。それで死亡オチ以外にするとしたらもう死んだと見せかけて帰るあたりが落とし所なわけで。

 問題は、そうだとして何があってそこに行き着くかだな。こればっかりはまるで検討がつかない。それに家康などを見た感じ、作中時間も歴史通りの間隔でしっかり経過してるらしい。果たしてそれだけ老化した状態で現代に帰って、そこに居場所はあるのかどうか…。彼の適応力なら存外平気そうな気もするけど。
 あと、サブローの天下取りへの拘りもちょっと引っかかるかな。彼が教科書から感じ取った信長のイメージに習っての言動なわけだが、それを踏まえてもやけに強調されているような。このオチ予想を裏切るとしたらこれ絡みな気がする。