和平エンド。帝国側の害意の無さにより真っ先に予想できたし、そうあって欲しくもあったから良かった。
しかもただ穏便に済んだだけでなく、何気に疑問点などは大体どこかしらで答えが出ている上、恭子の父親に関する遺恨なども(Sixとの触れ合いや父の様態回復によって)きっちり解消の描写を見せるなど、タイトルが淫らなくせにかなり奇麗にまとまった終わり方だったりする。多かれ少なかれ投げっぱ要素が残りやすいアニメ作品としてはよく頑張ったんじゃないだろうか。
惜しいところはクライマックスまで美容室側にイマイチ魅力がなかったところだな。帝国側と比べて展開の幅が少なすぎた上に、色々殺伐としていたからキツかった。美容室が悪者になって負けるオチも予想にちょっとチラついたレベル(微妙に当たったけど)。ここがもうちょっと練られていたら更に良かったんじゃないかと思う。