今回のサブタイトルは中々いい感じの捻り具合だと思う。
内容はまあ相変わらず殺伐とした前提がある割にノリが変で、今回はパスワードの入力回数の消費方法がびっくりするくらいマヌケ。そりゃ余ってるカードというのは有力な情報ではあるけど、こういうのは一先ず2枚目以降を探して可能な限り裏を取るのが普通の発想。実際に試すとしたら最後まで7以外の数字が見つからなかった時に悪あがき半分でやるくらいだ。
伊助ちゃんが勝手にアホ丸な入力するのもぼんやり見過ごしてるし、やっぱり兎角ちゃんって抜けまくってるな。まあ余りカード説で完全に分かった気になってた他の娘らも大概だけど…。
しかし先生が祝いに来ず、報酬内容の質問も兎角らのいないタイミングになっていた場合、涼は身の上話をしたんだろうか。いやそれよりも、そもそも兎角側にも勝ち目がしっかりあるゲームで挑んで来たのは何故だろうか?いくら戦闘が苦手だからって、予告状を見せるのとほぼ同時の首輪爆弾装着が認められた時点で必勝だった筈だ。
付けて即ドカンじゃ逆上した兎角に殺られる可能性があるから、ゲームという猶予を与えることで晴の死を兎角の不甲斐なさの問題と思わせるように仕向けたかったのか、それとも報酬の医療提供なんかで治る病だとは端から思っておらず、本当に遊びのつもりだったのか。