アニメ感想:極黒のブリュンヒルデ 第4話「失われた記憶」

 沙織弱いな。折角強力な能力でも素人に死角を突かれてちゃあどうしようもないぞ。能力にかまけて戦闘訓練はそんなにされてないんだろうか?

 しかし、彼女を単独で工場防衛に配備したのは敵の采配ミスじゃないか?能力を考えたら、堅実な攻めこみや潜入索敵といった用途の方が向いてると思うんだが。
 巻き戻しは一度使ったらハング+衰弱するみたいだから、1分以上前から交戦が確定していたら今回のように結局詰み。ほぼ使いものにならないため、単独で防衛する際のランクは実質切り裂き能力だけのAと言える。
 B以下は捨てるほどの出来損ない扱いらしいので、一つ上のAとなると結構大したことないように見える。加えて一般人1人に不覚を取る戦闘センスでは、そりゃ使えない奴で終わることもあるだろう。「AAを動員しておきながらしくじるとは…」みたいな上からの説教に幹部っぽい人がキレ気味だったのってこういう背景もあるのかな。

 良太がホクロの記憶を忘れたことに感づいている様子なのは、何か深い意味があるんだろうか。スキャナー並に見たものを覚えられるって話がされたばかりだからちょっと気になる。それとも考え過ぎで、ただ忘れたことを視聴者に明示しただけに過ぎないのだろうか。まあ何にせよ、わざわざ忘れさせたってことは、もう一度発覚するのは凄い終盤になりそうだな。