漫画感想:ブラッドラッド 第1巻~第9巻

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ブラッドラッド (9) (カドカワコミックス・エース)ブラッドラッド (9) (カドカワコミックス・エース)

 アニメを見て気に入ったので今ある原作全部買ってきた。一気買いなので全体的な感想を中心に少し書く。
 ちなみにアニメ化される範囲は恐らく6巻までだと思う。作中の区切りとしてそれなりにキリがいい展開があるし、あと単純にアニメ公式で7巻以降のキャラが紹介されてないから。


作風
 基本のノリはバトル物の少年漫画そのもの。なんか漢字の羅列に横文字の読み付けた必殺技とか恥ずかしげもなく(時には見開きで盛大に)出しちゃうのは勿論、ある程度実力のあるキャラは固有の特殊能力を持っていたりする。血統も物語の謎やキャラの強さに直結する程の影響度を持つ。掲載誌以外ジャンプの漫画ですって言って説明が付くレベル。
 女の子は物凄く可愛いものの、彼女らはあまり戦闘に関わらないばかりか別行動が多く、本編も寄り道をほとんどせずに進行するのであまり出番が行かない。そこを期待するとちょっと残念に思うかも。攻める時は攻めてくれるが。

画風
 たまにアニメのほうがキャラデザとか上手いってケースがあるが、この作品はそうではなく原作の方が単純に上手く描けているタイプ。アニメ版で勝っているのは序盤(特にウルフや豆次郎)と、原作では絵的な描写自体されていないシーンくらい。
 特に女の子とかは原作側がずっと魅力が強い。アニメに釣られて買ったら大元のキャラデザで幻滅、みたいな心配はない。

総評
 ジャンプ系列の中でも特にNEEDLESSなんかと毛色が似ているから、そういうタイプの話が好きな人には結構向いていると思う。実際私には面白い。
 ただ予想以上に話が先へ高みへ粛々と進んでいってしまうので、後のほうの巻では序盤の木っ端連中と戯れてる頃を懐かしく思ってしまうレベル。
 良く言えば引き延ばす気一切無しの体制でテンポを大事にしてくれているのだが、遊び回が巻末のおまけコーナー以外にもうちょっとあれば大満足だったから惜しいな。他の漫画家が作画してる番外編作品は全編ギャグっぽいので、そっちも検討中。

9巻感想
 冬美がメインヒロインとして優位に立ちつつも凄い勢いで空気化していたのだが、現状の展開と彼女の体質を省みるに、後々凄い重大な役割が回ってくるかも知れない。
 しかし半ば覚悟して全巻買ったんだけど、直に完結しちゃっても全然おかしくないムードだな。謎や目的があらかた回収されちゃってるし、大きな区切りに相応しい敵が爆誕してしまっている。第2部や新章と呼べるレベルの話が控えてない限りあと5巻も続かなさそうで寂しい。まあ手に取って面白かった以上アニメ共々端まで付き合うが。

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