ようやくエンディング到達。…本当は何日も前にこの直前だったのだが、同時期に出た別ゲーに浮気してて日が掛かってしまった。
ゲームモードはストーリー、プレイ時間は放置時間を差し引いて50時間弱。DLCは無料期間中に貰ったハイランダー追加以外ノータッチ。以下で目に留まったところをちらほら書く。
システム面
まあ全面的に改善が進んでると思う。前作で色々言われたグリモアもかなり手軽なものになった。QRコードで互いに好きなものを供給し合い放題だから、製品版発売後にグリモア稼ぎで悩むことはなかった。
地図も地味に嬉しい改善が。開通したショートカット等に色がつくようになったのは結構デカいと思う。このシリーズって地図を引き継いで周回するとショートカット等のチェック漏れが目立ったからな。今回周回する気が無い筆者には恩恵ないけど、この改善は今後光るはずだ。シナリオ分岐する3とか…。
それと、ダメージ床とかを勝手に色分けしてくれるようになったのも今回からかな。これも助かった。ヌルゲー化の一端とも言えるが、難易度に絡むものじゃないし、進行を快適にできる恩恵が素直に有り難かった。
それとバグの類は今回特になかったかな。元の2はスキル効果がおかしかったり、あからさまな誤字があったりと少々お粗末だったが、流石にこの辺はキッチリ直されていた。
ファフニールの変身は…どう考えても強すぎる。筆者が抵抗あるのは難易度を通常未満にするくらいで、壊れ技とかは結構構わず使うタチなのだけど、これは否定の声が強そうな要素だとはっきり感じた。序盤こそ変身ありきって感じのスペックだけど、中盤以降は変身しなくても満足に戦えるしなー。
シナリオ面
相変わらずヒロインはメインのアリアンナで固定。一応クロエもイベントを進めると最後はある程度脈アリ風なやり取りが出てくるが、アリアンナが圧倒的過ぎる。
新1のフレドリカ固定っぷりでも思ったが、これは今時珍しいと思う。同メーカーのペルソナなんかは女の子食い散らかし放題だしなあ。あれくらいやりたまえ、とは流石に言わないが、どーせオリキャラパーティぶっ込むならもっとはっちゃけても良い気がする。
ちなみにキャラ自体に不満があるのかと言うとそうでもない。フラヴィオもベルトランのおっさんも良いキャラしていた。恋愛面だけ変に堅くて自由がないなーって程度の話。…DLCで女の子の立ち絵を素っ裸に出来る特典とか出してるから余計にな。
あと、シナリオの下地はこの先伸ばしていく気満々に思えた。ミズガルズ図書館の設定が続投されてるのは勿論だが、世界樹計画とか1系の話もストーリーモードの追加部分にかなり出張ってきてるし。
VのPVもなんとなくこの辺出てきそうな気配のあるナレーションだったしな。どうなることやら。
総評
ここ最近リリースされ過ぎでマンネリ、2はプレイ済みだから興味が薄い、ぶっちゃけ新はシリーズ化して欲しくなかった(旧側がV含めて全部新出す前提に見えてくる)…などと色々な理由から、これまでの世界樹では一番ハマれなかった。
まあどれも過去作に触れていてこその個人的・相対的な感想ではある。なのでフォローするが、シナリオやダンジョンが増えただけでなく、既存のダンジョン構造やモンスターにもかなり変更が入っており、ゲーム的な既視感は結構薄かった。シリーズに熱意があるなら再プレイとして触っても十分行けるかと。
また世界樹IIが未プレイで、新旧のどっちかを触ってみたいという場合なら断然新側だと思う。シナリオこそ癖が出ているが、それ以上にシステムの洗練がデカすぎるので。