読んだので内容について書く。
購入特典:フレデリカ・フレイ
フレデリカ、ボイスストーン、+3専用武器、専用武器レシピの4点がまとめて貰える。かつてない大盤振る舞い。
例によって名簿には載らないが、キャラクターストーリーに相当するイベントクエストを2016/07/12現在実施中。
専用武器「クレイヴソリッシュ+3」で専用スキル「ホワイトグリント」が使えます!
眩い一筋の光が敵を貫く、必中の魔法剣を使いこなそう!#かんぱに #ファンブック pic.twitter.com/2lugc8Fn0T— かんぱに☆ガールズ公式 (@kanpani_STAFF) 2016年7月11日
固有スキルは縦必中攻撃。魔法以外で必中技が使えるのは現状だとレオナとリリアナくらい。希少かつ強力。
異世界の魔物は必中技を持った社員を優先的に狙うという隠し特性があったため、その括りだと一番頑丈なレオナが矢面に立てられていたが、彼女もそういう運用が相次ぐのだろうか…。ファンブックさえ買えば完成状態で手に入るというのは果てしなくでかい。
ファンブック内容
ゲーム概要
ゲーム内容の解説やセールスポイントなど。知らない人向けの簡単な内容。
イメージボード
世界観や社内のイメージ、社長とルカを中心とした設定案の資料。
社長に関しては相当難儀したことが伺える。
キャラ紹介
発売時点の全キャラクターの名簿。レア度が高い順の掲載。
☆5は1ページ、☆4は半ページ、☆3以下は1/4ページのスペースが割かれている。ただしモニクは☆3ながら半ページ掲載など、一部例外あり。
小説組2名も☆3枠にいる。説明文は多分書き下ろし?またフレデリカは巻末側に2P構成で大きく掲載。ちなみに社員番号はいずれも「―」表記。
ベースはゲーム内の目録そのまんまの内容なのだが、初出情報として、「身長」「好きなもの(こと)」「嫌いなもの(こと)」「特技」が追記されている。全社員に。これはかなり嬉しいポイント。
後半には全クラス+全種族+全衣装のポリゴンパターン図と、一部キャラのデザイン画等が収録されている。ティナは可愛い。
インタビュー
関連イラストレーターである茶葉猫、小鳥遊啓、ゆきさん、白谷こなか4名の座談会と、梨木プロデューサーを始めとした開発スタッフインタビューの二段構成。
初期は結構本格的に会社要素をシステムに入れる構想があったらしい。本作はゴールドの立ち位置がいまいち垢抜けていないので、収益を楽しめるようなシステムは今からでも取り入れて欲しい気がする。
お蔵入りキャラデザイン画、用語集
計画されていたものの実装されなかったキャラと、作中に出てくる用語の一覧が各1ページで掲載。ケモミンの経理をどういう流れで入れようとしていたのかは気になる。
用語集はかなり濃密な内容。サンシャインナイツとかのシンボルマークだとか、一部用語の厳密な説明は多分ここが初出。
総評
作品ファン、特にキャラ全体に愛着があるなら買い。勿論理由としてはフレデリカが強いけど、ファンブックそのものの満足度もちゃんと高い。
性質上、大半はキャラページなわけだが、どうせゲーム内目録そのまんまで読み飛ばし必至な内容かと思ったら、むしろ全ページ目を通したくなる内容だったのはびっくりした。簡単な4項目が増えただけとはいえ、結構なこだわりを感じさせた。