初回クリアした。所要時間はセーブデータ計測で26時間。難易度はノーマル+カジュアル。まだまだ支援会話に別ルートと手の付け所が盛りだくさん。
評価点
- マイキャッスルが全面的に楽しい。これ関連だけで相当な時間を使った。ただし施設配置のUIはあんまり快適じゃないかも。
- 「覚醒」の中でも特にウケが良かったであろう、子供世代要素がきちんと継承されている。
- 他のプレイヤーからスキルを貰える仕様があるため、強キャラが手早く作れる。他にもやることが山程あるので助かる。
問題点
- コンセプトから分かってはいたけど、白夜だけじゃ釈然としない終わり方。
暗夜側のキャラは死にまくるし、ラスボスの真意だとか、重要度が高い謎も多く残る。 - 撫で回しモードが冗長。台詞は楽しいんだけど、特定のキャラに絞っても所要時間と実行回数がキツ過ぎる…。
- 周回特典がかなり弱い?エンディング後に名鑑登録だけしたら、そのままタイトルに投げ出されてたまげた。
総評
暗夜と透魔もやりたいけど、買うかと言ったらかなり微妙どころ。値段どうこうもあるけど、このシリーズを満足に遊ぶには時間と体力がかなり要る。今の自分では半端に終わる気しかしないのが痛い。白夜一周で2週間超えで、周回引き継ぎがないんじゃあなあ…。
そういう意味じゃ、やっぱり単体でも十分すっきり終わる内容だったら良かったなあ。戦争してるんだから暗夜側のキャラが死にまくりなのはしょうがないとして、放ったらかしになる謎ばかりなのはちょっと。
DLCやバージョン違いのあり方は色々言われてるけど、やっぱり大前提は一部にしか手を出さないという選択肢も尊重することだろう。そこを守れないのに別で売るなら、今のコンシューマの強みなんてボタンだとかハード的なものしか残らない。
厳しめの締めくくりをしてしまったが、1本分のボリュームは白夜だけで間違いなくあったし、金と時間と体力がある人なら覚醒の何倍も楽しめるのは確実。エネルギッシュなユーザー向けの一作と言える。