ゲーム感想:大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー3DS 体験版

大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー 3DS大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー3DS

 もう発売週というタイミングで配信開始。
 とっくにDLコードを購入済みなので購入参考的な嬉しさはなかったが、まあ結構な量の情報が得られて満足。以下特記事項。

全体
・グラフィックは想像以上に奇麗。間違いなく及第点以上の出来。動作も安定した印象。
・Xで不評だった、走りだし時にランダムで転ぶ仕様は削除されている様子。見かけなかったというだけだが。
・想像に難くなかったことではあるが、やはり携帯機特有の操作性の低さと、画面の小ささによる所々の見づらさは否めない。
 →左手はパッド操作で結構一杯一杯なため、掴み攻撃だけ左のLボタンにお鉢が回る仕様はちょっと辛いかも。
  →ただしキーコンフィグの存在が明かされているので、もっと個人好みの形へ改善できる可能性は高い。あとR+Aという手もある。
 →画面については始めて本気でLLが欲しくなった。New3DSを買う機会があるならLLを選ぶのは当然として、数年後に次世代機が出た時、初期型が普通サイズだけだったらLL待ちをしようかな?といよいよ本格的に考えた程。
・すれちがい通信の存在が確認できる。かなりシンプルそうなゲーム内容が示唆されているが、具体的な内容は不明。
・WiiU版連動も同様にいち機能として確認できる。こっちは完全に内容不明。実際不確定なところもあるんだと思う。
・ニンテンドッグスのアシストが嬉しくない。犬が手前にじゃれてくるという形式の視界妨害効果なのだが、召喚者も被害を被る無差別攻撃。
 →しっかり3Dなのもまた癪に障る。携帯機で一人一画面なんだから自分だけ無害な仕様に出来たはずだが…WiiU版と不要な差を付けたくなかったのだろうか?まあ体験版はアシストのバリエーションがかなり絞られているので、製品版は単純にもっと低確率になるはず。

キャラクター
 体験版ではマリオ、リンク、ピカチュウ、むらびと、ロックマンの5体だけが使える。また色変えは8パターン中4パターンまで。
・レギュラー3キャラは大まかには従来通りな印象。細部の違いはなんとなく感じるが、具体的に書ける程には分からないのでここでは割愛。
・ロックマンはやや変則的な仕様ながら使いやすい。横スマッシュが遠隔だから決定力が高いし、復帰も癖がない。
 →ただ、横Aが歩きバスターと弱攻撃の延長なのはネックかも。下Aのスライディングやダッシュのタップスピンで突っ込んだ方がマシか。
・むらびとは物凄く癖がある。ロックマン以上に変則的な造りの上、こっちは実際使いづらい。真価を出すには他より使い込みが必要。
 →中でもBのしまう/取り出すがマニアックさを不動のものにしている。これに関しては恐らくアイテムありルールの方が格段に有利。
  →設置済みのバンパーを回収して再度投げたりできる。
  →ハンマーなどの即時使用アイテムをAで取らずにBでしまって、皆が忘れた頃にいきなり取り出して殴りかかるとかサイコなことも可能。夢が広がる。
 →復帰力だけは率直に飛び抜けて強い。上Bのバルーンファイトは即死以外ならどうとでもなる。ただし隙多し。横Bのハニワくんも強烈な機動力。
 →下Bで木を生やすと、木が残っている限り下Bがどこで使ってもオノ攻撃になる。トドメに使えるレベルの威力があるので攻撃の要に。
 →前情報通り、キャラ選択時にXYで色変えするとモデリング自体が変わる。何気にこれが体験版内で唯一の女性キャラ。