冒頭提供の全員が電話してるイラスト、人数が奇数だな…。全員が親しい相手に一対一の普通の電話をかけていると仮定して、うち1人はこの中とは別の相手(チノの友人とか)にかけているか、若しくは時間軸が違うわけだ。主人格と疎通している可能性は流石に除外しておく。
パッと見は一貫した行動による連帯感を感じさせる構図なのに、よく見ると隔絶という正反対のイメージが出てくる不思議なイラストだ。
まあ本作はそういう毒がある作品ではなく、そもそも本編から離れたイメージイラストに過ぎないので、5人電話の真相はもっとファンタジーなものだと思うけど。
今回は人間関係にちょっとだけ深く踏み込んでいたな。もう少し動かせば話作りの面でもいくらか突出できそうな感じだ。ここから後半というわけでそうする建前は揃っているし、ちょっとそっちも期待してみるかな。