B100 – Dungeon Attack RPG –
国産無料ブラウザゲーム。たまたま知ってやったら結構面白かったので少し書く。
概要
根幹は戦闘主体のRPGと言える。1フロアに敵1体で100Fを目指し進む内容…なのだが、ダンジョン内の進行はフルオートなのでほぼ放置。プレイヤーは拠点での装備の厳選・強化と、ダンジョンからの引き際の見極めを中心に操作することになる。
UIの雰囲気も相まって、あの超放置ゲーのクッキークリッカーを思い返す内容。実際後の方になるほど深い階層まで勝手に戦わせることになるため放置ゲー色が色濃くなってくるのだが、肝心の装備は中々頭を使う。かなり種類がある上、合成による強化の自由度が高過ぎるためだ。装備を果てしなく鍛えられるので、そういうの好きな人だったら相当ハマれると思う。
ちなみにダンジョンの性質は不思議のダンジョンあたりと同じタイプで、入るたびにレベル1で1階から始まり、装備は持ち込み可能なものの死ぬと完全ロストするという中々厳しい内容。
なのだが、進行状態のインポート・エクスポート機能があるため、ロストが嫌ならそれによるセーブロードで生き延びる戦略も大っぴらにできるようになっている。上手く進めない人や無駄に虚無感味わいたくない人でも安心な仕様。ただしセーブロードの回数は実績として記録されてしまうので、そういう拘りの方が強いなら推奨されないが。
攻略のポイント
ある程度やった上で重要そうだと思った事柄に軽く触れる。
ただこれらは後のバージョンで覆るかもしれないし、何より現仕様すら大して知り尽くしたわけではないので勘違いもあるかも。
アイテムのマイナス補正は早期に潰す
基礎。このゲームに求められる強さはオートで常勝できる強さであり、デメリットを保有する一長一短な装備では生き残れない。速度がガタ落ちになるタワーシールドに速度補正の大きいダガーを充てがうなどの中和工程は必須。多少長所が合成で摩耗しても、確実に前進できる素材にしてから使う必要がある。
重要な効果は色んな部位の装備に組み込む
このゲームの装備効果はかなり特殊(というか単純)で、両手持ちを除いた大抵の効果はどの部位の装備に混ぜ込んでもステータスに反映される。武器は武器に、みたいな固定観念は捨てた方がいい。能力の伸び悩みに繋がって損。
例えば、武器を武器だけでなく盾鎧装飾携行と一通りの部位に混ぜ、各々にそれなりの攻撃力補正をつけていくと、積もり積もって容易に大きな攻撃力が得られる。
こうやって伸ばしたいパラメータを稼ぐのは深層だと必須のテクニック。同じステータスを一箇所に任せていると長い道のりになってしまう。他にも速度や取得金額や回復効果など、明らかに影響が大きい能力は色んなところに混ぜて合計値を高めておくと良い。
両手持ち武器はベース武器に混ぜない
盾が持てなくなるというのはかなり致命的。始めたばかりだと「武器に盾の効果混ぜちゃえばある程度一緒じゃん」とも思うかもしれないが、真の問題は「盾が持てない」ことではなく、「装備枠が1つ減る」こと。このゲームの合成はコストが雪だるま式に膨れ上がっていくため、合成ベースとして伸ばしていけるアイテムが1つ減るのは非常に不利。
一度付いてしまったら武器として運用する限り剥がすことが出来ないので要注意。ベースがダガーになろうと両手で持つしかなく、嫌なら他の部位の素材にでもするしかない。
ただ現状だと、「武器を鍛冶屋で強化すると両手持ちが除去される」という謎の現象が存在する。バグか仕様かは不明。
既に合成を重ねた武器から除去するのは価格的に絶望的だが、デザインこそ良いものの両手持ちが邪魔という武器をベースにしたい時は、この仕様がある内に取っ払って貰うといいかも。
属性攻撃は全く混ぜないか、一気に多くの属性を揃える
通常は武器に付いている「〇〇属性攻撃」、これは単純に武器だけにつけると、その属性に強い耐性を持つ敵に大苦戦する。
じゃあ付けないほうがいいのかと言ったらそうではない。属性は1つの装備に1つしか持てないが、違う部位に1つずつ付けて行けば結果的には複数持てる。属性は5種で装備部位も5箇所なので、最終的には全部持てる。
属性を複数持っている場合、その中で交戦相手が一番苦手とする属性を自動で選んで攻撃するので、俄然有利に戦うことができる。なので序盤は無属性を意図的に保持して戦い、属性武器がよく手に入る様になったら一気に付けるといい。深層のボス以外なら3属性もあればデメリットが気にならなくなるはず。
30Fと闘技城は気軽に入らない
この2箇所は大きくハードルが上がるポイント。闘技城に至ってはクリア後ダンジョンより死亡率が高いというトンデモ仕様。対策はお任せするが、覚悟を決めるか素直にエクスポートを推奨。
それとこれは余談だが、エクスポートは100回やると一段回目の称号が手に入る。インポートもだろうか…。