オリジナル・サウンドトラック
SMD itaku (music)
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感想書くとか言ってたのを今更思い出したので取り上げる。形式は気に入った(プレイリストに突っ込んだ)曲とコメントの羅列で。
Disk2の曲は本編のネタバレが微妙にこぼれているので一応注意。
Disk1
01.希望へ向かう序曲
メインテーマ。eショップの動画でこれ聴かなかったら、サントラはおろかゲーム本編も手を出さなかったかもしれない。それくらい影響度があった。
02.永遠の刹那
メニュー画面のテーマ。本編中だとフィールドBGMをぶった切って再生するので賛否が分かれるが、私的には凄い好き。
08.光と影の地平
ワールドマップのテーマ。曲とゲーム内時間が完全に連動しており、日の入りと同時に穏やかな曲調に切り替わる。こういう演出は好き。・・・正直最初は気づかなくて、ドラクエ3のノリでわざわざ歩いて時間進めてたけど。
09.戦いの鐘
通常戦闘のテーマ。前の3曲にも言えることだが、これらの完成度が高いゲームって凄くいい。ダントツで聴く曲だから、テンションが相当違ってくる。
10.勝利の喜び
リザルト画面のテーマ。本編だとボタンを押さずになんとなく待たなくちゃいけないのであまりフルで聴く機会はないが、実際に少し待つと随分ノリのいい曲なのが分かる。
15.彼の者の名は
人間系ボスのテーマ。全体的に疾走感に優れる他、冒頭部分の2ループ目から入るサビが非常に良い。
23.戦いの果てに
魔物系ボスのテーマ。これも冒頭部分の2ループ目から曲調に変化が来る。
2ループ目から変わるっていうの手法はたまに見るが、本作の曲はかなりその傾向が強い。大抵の曲はあとの方にやたら盛り上がるようになっている。ボス系のBGMは延々と聴かされることが多いので、有効なやり口だとは思う。
25.風の行方
27.愛の放浪者
アニエスとリングアベルの必殺技BGM.残念ながらフル版とかではなく、尺はゲーム本編と同様。何度でも聴けるだけ有難いけどね。
因みに発動時のSEも冒頭に入っている。
Disk2
01.追憶は郷愁の調べ
イベントBGMの一つ。物悲しさが凄い。だが曲としては非常に良い。FF3の村や、FF5のバッツの故郷的な良さ。
05.艶花の国
フロウエルのテーマ。的確に表現されている独特の妖しさとサビの良さから、各国のテーマでは一番印象に残っている。
06.他愛もない出来事
イベントBGMの一つ。お祭り感のあるかなり賑やかな曲。
・・・正直本編のイベントの尺だと、後半の盛り上がりを聴く機会がなかったような。色々な意味で戦闘リザルトに近いものがあるな。
09.内戦の国
エイゼンベルグのテーマ。延々続いてる泥沼の内戦っていう実情の割には随分と勇ましさや格好良さがあるキレのいい曲。まあ実情に合わせた暗い曲だったらマジで気が沈むからこれが正解だと思う。
10.大空を翔ける艇
飛空艇のテーマ。序盤はゆったりしているが、後のほうで加速する。
12.不死の国
エタルニア皇国のテーマ。寒冷地域故か、かなりスローテンポなのが私的には玉に瑕。実際倍速再生したらすげー好みだった。2倍速はやり過ぎだけど、もうちょいテンポ早ければ完璧だったかなーと思う曲。
16.邪悪なる戦い
17.邪悪なる飛翔
この作品の中核とも言える、邪悪なる存在のテーマ。あいつ真ルートだと噛ませ感が猛烈に上がるのは何なんだろう。上司が現場に居るから調子に乗れない的なノリか?
言うまでもなく16→17で形態とかの推移があるわけだが、後の曲も素直に良曲になってるのは◯。たまにおどろおどろしくなっちゃったりで曲単体としては残念になるのがあるからなあ・・・。
18.地平を食らう蛇
最終決戦のテーマ。冒頭こそラスボス側を表現するような暗めの曲調だが、徐々に盛り上がってくる。特に終盤のティズ達の必殺技BGMメドレー→メインテーマハイテンポアレンジは白熱もの。最終決戦に相応しい曲。
19.希望へ向かう譚詩曲
エンディングテーマにして、CD収録分では唯一のボーカル曲(一応本編中にはもう一曲なくはない)。
冒頭はなんというか教科書みたいな歌い方で微妙な感じだが、こちらも終盤からの追い込みは優秀。
収録曲数は46曲で、そのうち上記に挙げるほど気に入ったのは19曲程度。4割以上気に入った計算になる。詰め合わせ系CDとしては当たりと言えよう。