ゲーム感想:アイドルマスター ステラステージ 初回発表情報

 まさかのPS4で新作発表。ブラウザゲーをリリースする動きがあるのは判明しているが、家庭用機の動きは本当に突然。
 まあプラチナスターズで作った資源を活かそうとしてくるのは企業として当たり前だが、ミリシタが動き出している状態で765ゲーを出してくるとは…。

特徴

 ニコニコ生放送でのガミPらの発言や、画面情報等で目についた内容。

発売日

  • ステラステージ製品概要
  •  2017年12月21日発売。後ちょうど3ヶ月ほど。
     発売日どころか価格もパッケージイラストも店舗特典も既に全部確定しているとのことで、前作リソースを大いに利用していることが伺える。
     ちなみにCERO:Bは前作と同じ。

新ライバルアイドル

  • 961プロ大型新人
  •  961プロとの衝突があるシナリオ構成になっており、黒井社長はライバルアイドルとして「大型新人(新キャラクター)」をけしかけてくる。
     シルエット以外の情報は現状一切ない。流石に女性だろうということしかわからない。

DLC引き継ぎ対応・Pドロップ廃止

 前作「プラチナスターズ」のDLCが引き継ぎ可能。「衣装や楽曲が使える」とのこと。メールは不明。かつてのアイマスはことごとく買い直しだったため、極めて衝撃の発表。

 そして激渋で搾取感の塊だったPドロップシステムは廃止とのこと。
 細かなアクセとかのために不確かなものへ課金してくれる人って相当な優良顧客だと思うんだが、買い込んで爆散しているPが目立っていたのが本当に惨たらしかった…。

私服

  • 私服
  •  アイドルがちゃんと私服を着る。そんなの当たり前だろ?というのが一般的な反応だろうが、それができず色違いジャージで済ませていたのが前作プラスタである。
     ガミPの言動からして、やはり前回の常時ジャージは相当不評だった様子。

コーチングシステム

  • コーチングシステム
  •  新しい育成システム。すごろく上のボードの上で、アイドルの駒を進めることで能力や衣装が得られる。
     すごろくっぽいがサイコロを振るのではなく、集めた育成ポイントを使って駒を進めるという、スキルツリー系統のシステムに相当する模様。
     同一のボードを全アイドルで共有している様子から、ファイナルファンタジーXの「スフィア盤」を連想しているPが多かった。

感想

 期待度はそれなり。流石にプラスタよりは数段良さそう、と思う程度で、超楽しみとは言えない。買うけど。

 現状評価出来る点は、プラスタの問題点を相当拾っている様が見えるところ。
 シナリオは平坦すぎたプラスタより明らかに力を入れているし、着たきりジャージやPドロップみたいな擁護不能な箇所も直してきている。DLC引き継ぎ対応という異例の措置も「プラスタをこのまま閉じるのは不味い」という危機感の現れに見える。
 ただし、明らかに酷かった箇所に対して誠意を見せるのは当たり前なので、期待が高まるポイントとはいえない。

 やはり最大の問題は(作業じみたプレイの時間を除いた上での)ボリュームであり、ここをどれだけ増強してくるかが見どころだろう。せめてコミュに幅がありそうだと思えるような情報が出てくればもっと期待できるようになると思う。

 後は、外的要因ではあるものの、ミリシタがもうちょっと軌道に乗ったらステラに期待する余裕が出るかも。
 プラスタとミリシタはスタッフがいくらか共通しているという話があるので、ステラでもそうなら今はミリシタに注力して欲しい…という気持ちが正直ある。

 なんだかんだ、サービス終了さえしなければ曲とシナリオの追加がずっと続くスマホゲーがアイマスにとっては最も適した媒体であり、そういう意味でミリシタは765ゲームのメインストリームになるのが確実なわけで。まずあっちで安心させて欲しいものだ。