ミリオンライブがいよいよ新アプリ「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」を発表。シンデレラガールズやSideMに続いて新たなステージへ。
アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ | バンダイナムコエンターテインメント公式サイト
既に公式サイトが存在しているが、PVが設置されているのみの簡素な構成。
まだ顔出し程度の発表だけであり、謎だらけだが、今分かることや想像できることを軽く書いておく。
情報
略称は「ミリシタ」
『THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 4thLIVE TH@NK YOU for SMILE!!』DAY3 S …→→ https://t.co/s9zhqIcpk2 #idolmaster #ミリシタ pic.twitter.com/H3owvAvrsP
— アイドルマスター公式ツイッター (@imas_official) 2017年3月12日
公式Twitterがこのようなハッシュタグを使っており、また公式サイトのメタタグ等でも「ミリシタ」が確認できるため、どうやらこれがシアターデイズの公式な略称になるらしい。
…いやいいのか、こんなずっこける呼び方で…。一応、他に思いつく候補を出して考えると一定の納得は行く。
- ミリシア:「市民軍」を表す英単語と衝突。検索など様々な観点で不利なので論外。
- ミリデイ:被りそうで被ってない有力候補。ミリシタと比べ、強いて言えば互換やインパクトで劣る。
- ミリステ:姉妹タイトルの略称「デレステ」の便乗。完全に俗称であり、イメージが元タイトルに依存してしまうので、公式にすべきではない。
合理性と印象の強さから選んだといったところだろうか。まあ他と被らないのは重要な事だし、慣れるとは思うから別にいいけど。何者かに「この何とも言えないダサさがミリマスだ!」とか力説されたら、何か納得する自信もあるし。
フルポリゴンライブ
最大限に心配だったところが無事にクリアされている。前身が大当たりしているデレステと違って、まともな3DCGが出せないかもという不安が正直相当あって、出るには出るけど何か微妙…ってオチを最も恐れていた。
モデルもモーションも十分に可愛いと言えるので、期待度は一気に高くなった。曲の心配はないのは言うまでもないし、後はゲーム性が良ければ盤石と言える。本作が音ゲーであるならそれもあまり心配はないが、果たして。
「ふれあい重視」
武道館ライブでのお披露目時、お偉方(ガミP?)からそんな趣旨の発言があったらしい。ふれあいというとコミュのこと?
もしかすると、本家のようにポリゴンモデルでコミュをやってくれるかもしれない。現代のスマホなら最早十分に可能どころか、ポリゴンキャラと触れ合うスマホゲーは既に先駆者がいるくらいだし。というかやって欲しい…。
疑問と予想
あくまでムービーが公開されただけなので、不明な箇所のほうが圧倒的に多い。
UI・ジャンル不明
ライブで踊るシーンだけが公開されており、操作系統が一切明かされなかった。プレイヤーに何をさせるアプリなのかが未知数で、音ゲーとも限らない段階にある。
本作を音ゲーとして紹介しているサイトもちらほらあるが、それは前例からの憶測にすぎない。最有力であることは否定できないが。
別の形式としては、ライブシーンは自動で、衣装、曲、ユニットのセッティングだけ介入し、メインはプロデュース部分という形も想像できる。
音ゲーは周回に時間がかかり、他のゲームと掛け持ちもしづらいのがネックなので、デレステとの差別化も込めてそのようなことを試みるのは結構ありえると思う。ただ、プレイ負荷を軽くするとゲーム性も軽くなってしまうため、どちらを取るかは悩みどころとなる。
まあ、こちらが決める話ではない。あまり考えすぎて、変に先入観を持たないようにしておいたほうが良さそうなポイント。
プリレンダリング?リアルタイムレンダリング?
UIが無いことから発展して、ライブシーンムービーの方式がどちらなのか判別がつかない。一応双方の説明を大雑把にすると以下になる。
■プリレンダリング
概要・メリット
- ハイスペックな環境でポリゴンモデルを動かし、それを録画したデータを流す。
- 動画なのでどんなスマホでも同じ品質のムービーになる。
デメリット
- 動画データなので容量を大量に消費する。ダウンロードの手間もかかり、現代のスマホでも無視し難いレベル。
- ボタン操作に反応を返したり、キャラや衣装の変更に対応するのが苦手。
細切れの動画を沢山用意して、条件によって分岐…という方法なら出来るが、容量を更に圧迫していく。
■リアルタイムレンダリング
概要・メリット
- ポリゴンモデルをその場で動かす。
- 通常のゲーム操作時と同じ条件なので、操作に反応させるなどといった対応が柔軟にできる。キャラや衣装の変更は得意中の得意。
- ポリゴンモデルとモーションデータだけの構成で、モデルに関しては他の曲でも使いまわせるため。容量はかなり切り詰められる。
デメリット
- 処理の負荷が大きく、ユーザーのスマホスペックによって動きの滑らかさが大きく変わる。
描画クオリティを落とせる設定を入れるなどの救済措置はあるが、低スペックすぎると最低クオリティでもまともに動かないことも。
ちなみにデレステは最終防衛ラインとして2Dイラストバージョンのライブが用意されている。
つまり
簡単に言ってしまえば生中継か録画番組かというような違いであり、リアルタイムじゃないとがっかり、という話。
とはいえ、よほどの事情がない限り、リアルタイムで来るはず。何故ならスマホはストレージ事情が結構深刻で、動画データを乱造して容量を食う仕様は歓迎されない。
そもそも、ライブ周りのカスタマイズは最大の訴求ポイントであり、それをプリレンダで済ませたら商売する気あるのかという話にすらなってくる。
PVでも同じ曲でメンバーを替えているかのような演出(しかも若年アイドルで固められている中に風花という露骨に変な組み合わせ)がわざわざ入っているし、あまり心配する必要はないポイントか。
ASは出る?
今のところ、シアターデイズには春香達AS組のライブ参戦が約束されていない。
しかし、出さないことはまず無いはず。出す理由が山ほどある。
- 本作の知名度を上げるための切り札になる。これがやはり一番強い理由。現状家庭用機限定のASライブがスマホ解禁というのはかなりの衝撃になる。
また、ミリオン系列で出さない場合、逆にスマホで出る機会がなくなってしまう。 - シアターデイズ主題歌「Brand New Theater!」のボーカルは「ミリオンオールスターズ」とされている。
「オールスターズ」が先輩13名、「ミリオンスターズ」がシアター組37名、そして「ミリオンオールスターズ」が50名全員を指すらしいので、つまりASも歌うと推測される。ならゲーム本編でも歌うだろう。 - ASとシアター組の混成ユニットや、デュエットで歌う固有曲が何十曲も存在するので、ASがいないとそれらに差し支える。
- シアター組の構成人数、37という半端な数は何かと困る。PVは5人ユニットを組んでいるが、既にきれいな分割ができない。そもそも37は素数。UIのレイアウトもかなり苦労する。
ASの13も同じような数字ではあるのだが、ミリオンはユニット単位での扱いを主軸にしているため話は結構違ってくる。
というわけで筆者は出ると思っている。シアター組を食わないようなセーブは入るだろうが、そこまでだと思う。
風花
そこそこ見かけた指摘事項。なんか胸が物足りないって…。
確かに静止画だと真壁オーラすら感じる。ただ動画だと揺れているので、彼女の個性が忘れられているわけではない。モデラーのハジケレベルがまだ足りていない感じ?
真面目に言えば、ボディはまだ共通素体そのままに近い状態と思われる。この点はリリース後も含めて継続的に改良が入っていくはずなので、長い目で見てやりたいところ。
わざわざ胸を揺らしている以上、このままで済ますことはないだろう。
2017年のいつ頃に出る?
とりあえず年内に出るとだけされており、それ以上の精度を持った言及はPVにない。3月中に出るかもしれないし、年末まで待たされるかもしれない。
しかし他の推測材料が存在し、そちらは結構希望的な予測をさせてくれる。
- 新CDシリーズ「THE IDOLM@STER MILLION THE@TER GENERATION」はシアターデイズと連動した企画であり、こちらは夏スタートと明言されている。
→『THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 4thLIVE TH@NK YOU for SMILE!!』DAY3 Starlight Theater 発表事項まとめ - デレステは初回発表から2ヶ月ほどでリリースされたらしい。
- ライブがまともに見せられるという時点で、開発進度はそこまで低くない。
CDとゲームの連動が確定している点は大きい。アイマスのゲーム曲は基本的にゲームで先にショート仕様の曲を出し、後からM@STER VERSIONと銘打ったフル仕様の曲をCDで提供する。その流れを踏襲するならCD1弾より先、つまり春~初夏ということになる。先出しが間に合わないとしても、可能な範囲で最速の合流を狙うはず。よほどの開発トラブルがない限り、秋以降まで待たされるとは思えない。
デレステに関してはあくまで前例でしかなく、開発進度もあまり確定的ではない話だが、スピードリリースへの希望をもたせる。
早ければ春、遅くても夏中には遊べると考えても大丈夫か。
続報はいつどこで?
2017年4月17日追記
ひと月ほど経ったが、第一報以来音沙汰がないシアターデイズ。続報は何処で…?
結論を言ってしまうと、ニコニコ超会議が濃厚になった。公式サイト
にバナーが設置されたため。
一応、直近に控えた大きな候補は3つあるので、一通り考えてみる。
台湾ライブ(4/22~4/23)
ミリオンがメインだから一見本命だが、シアターデイズが現段階で海外展開を考えているとは思えない。デレステですら現状海外展開はしていない。すると、台湾ライブでの発表は相応しくないと言える。現地の人を除け者にする発表は不味い。
無論断言は出来ないが、あんまり期待しないほうが良さそう。
ニコニコ超会議 超アイドルマスターステージ ~THREE STARS!!! 紅白対決してみた!~(4/30)
GREE版ではなく、シアターデイズの公式サイトにバナーが置かれたため、触れるのは確定。
台湾での続報が期待薄なので、必然ここに注目が集まる。
THE IDOLM@STER MILLION LIVE! MAGAZINE vol.2(5/31)
無事続刊が決まったミリオンマガジン第2号。触れる見込み自体は高いが、時期が時期なので最速の続報になる可能性はほぼないはず。
まとめ
重要なポイントをざっと上げておく。
- 公式の略称は「ミリシタ」。
- プレイスタイルは横持ち型。
- ジャンルは不明。
ミリオンライブのキャラと曲でフルポリゴンのライブが実行可能なことと、キャラとのふれあいを重視していることだけが確定している。 - 765ASが出るかは不明。
- 連動CDシリーズが夏開始なので、アプリのリリース時期はそこに間に合わせてくる可能性が高い。
- 続報は4/30のニコニコ超会議?
総評
筆者はアイマス内だとミリマスが一番好きだし、ビジュアル面のクオリティが保証された時点でかなり期待大。
また、アニメ化より先になりそうというのもポイント高い。仮にアニメをやっても、アニメから入る人の受け皿が現行アプリだと定着が見込みにくいから、新アプリを先に出してその辺を万全にして欲しいという思いもあった。
とにかく現状は理想的な流れに思えるので、まずはこのままいい感じの空気でいい感じなアプリをリリースして欲しい。