エルパカBOOKS購入特典
美月と理奈のブロマイド。この巻はこの2人も出番が多い。
特記事項
時系列
今回は6月中旬辺りから文化祭終了まで。4巻は3分の1くらいおまけエピソードで、本編は4~6月までとほぼ春季だけの話だったので、比較するとかなり進んでいる。この調子だと2年生編も3巻構成で終わってしまいそうだ。
お泊り
楓の家にゆずと理奈が泊まり込み。ここの理奈は別の話の布石としての登場のため、事実上楓とゆずの話。
…しかしこの回、いやこの巻でもゆずの境界が壊れる気配は絶無。爆発エフェクトが入るくらい進展の取っ掛かりを派手に無視した。まあ他のカップルももれなく何かしらの課題を抱えてるから、別に楓達だけが停滞しているわけではないのだが。やっぱり終盤に怒涛の勢いで収拾付けるんだろうか。
あの人
集団デート回にコトネが随所で目撃した、彼女の知り合い。シルエットだけの登場で、この巻で正体は明言されていないが、輪郭が男っぽく、コトネ側が避けていた辺り、例の許嫁だろうか。確かまだ出てなかった、よな。
高校野球
学校本体に先駆けて美里東野球部と合併することで、大会に出られる部員数になった美里西野球部。これを応援するため在校メインキャラが一通りチアガール姿になる回。このための建前とはいえ初めて男子生徒がフィーチャーされ、まともに読んでる人にも女子校舞台と勘違いされる余地がようやくなくなった回でもある。
春香父
出番は僅かだが話のメインに近い位置で再登場。娘に恋人ができている節を感じ、共学に進学させたことを悔やむ男。…共学なのにレズだらけなんて想像出来ないから無理もないことだ。
夏休み
新造された展望台へ観光に。大衆の関心の高さ、水族館やらプラネタリウムやらといった施設の充実度合いからして、多分スカイツリーに相当する場所。
「上から見下ろした車たちは春香のような豆粒」「ゆずはガラスの床が割れても落ちなさそう(微妙な笑顔のゆずが穴につっかえてる想像図)」「クラゲにキスシーン見られてる」など、変なやり取りがやたら目立つ。優が春香を豆粒と見なせる尺度ってなんだろう…器?
文化祭ポスター作り
果てしなき春香の世界。初期に彼女が見せていた絵はまだ幼児のラクガキ程度で済んでいた筈だが…。当時突っ込まれていた目の焦点すら改善されていないが、彼女の感性には写実性を完全に度外視させる何かがあるのだろうか。
2年目文化祭
スミスミ会長最後の文化祭。ラストに春香と秘密裏に姉妹関係を築いていたことを優に聞かれる。やはり2年生編のラストを飾るのはこの話かな。澄の好意は結構なものだけど、美月の時と違って恋愛的な側面は薄い。でも澄の場合は理奈に相当する相手がいないから、春香との関係が薄まると寂しいことになっちゃうんだよな。この辺の落とし所が気になる。