1年ぶりの新刊。本格的な読者になったのは4巻発売時点だから、私としては初めてまともに待つことになった。
正直言うと流石にアニメ化当時の熱は残ってないんで、楽しめるか心配なところはあったのだが、杞憂だった。ギャグ漫画として今回もちゃんと面白い。やすなが頭おかしすぎて2コマ目3コマ目で既に笑えるような言動ばかりだ。未だにアニメ版のネタで健全に騒いでる方にはぜひ手にとって欲しいところ。楽しめるはず。
以降は一部エピソードの感想を適当に書く。
読み切り
一瞬オチが意味わからなかった。だってまさかあんな攻撃にマジで退魔効果があるなんて思うわけ無いだろう。
没キャラがまた出てくるが、どんどん扱いが悪くなってきている気がする。アニメ化効果で優遇すら想像されたんだが、甘かったようだ。
カバー裏
今回は漫画ではない。メイン2人をトランスフォーマー的な玩具にしたような図が載っている。ただし合体もする。
なんか見て呉れよりも変形合体の整合性を重視したデザインにされていて、本格的に図面起こせばマジに作れそうな感じ。何かの間違いでも起これば商品化するかもしれない。その前にデフォでちゃんとしたフィギュアが欲しいけど。
スポーツテスト
野球ネタの変化球はカーブって言ってるけどシュートだな。変化量が最大レベルで頼もしい。あとどうでもいいけどジョジョの野球ゲーでやってた展開の逆みたいになってるなこれ。
忘れ物
時計のデザインのセンスが素晴らしいが、途中のネタと最後のオチに矛盾を感じる。腹に隠してる時にくっついたんだろうか。
こどもの日
鯉のぼりネタがツボだった。殴られたらとっさにオエーとかこういう発想はどっから出てくるんだろう。
レーザー
ナイフとレーザーを両方処理するなんて・・・つくづく手がつけられない存在になっていきそうだな。
しかし「コントローラーを変わり身」ってなんだ。それは最早錬金術なのではないか。
大人
冒頭ですげーまともな意見言ってる。確かにただ歳をとっても老けた子供にしかならない。引き篭もりとか若年から世間離れしている人を相手にする機会があると分かるんだが、精神年齢を進めるには真っ当な社会経験が必要だ。この回でやってるようなことではないけど。
しかし「きれい」を「綺麗」じゃなくて「奇麗」と書いても意味通るのは初めて知ったな。後者のほうが珍妙な感じがするが、本質的な意味合い自体は全く同じらしい。
偽物
あぎりさんの攻撃があまりにも奇抜だ。この巻の前半でやすなが彼女の時計壊してすげー青ざめてるけど、こういうことがあるならしょうがないな。何されるか分からなすぎる。
ところでこの刺客、やっぱり声当てるとしたらチョーさんなのかな・・・。つーか用意した武器がバットって相変わらずこのタイプの刺客は殺る気無いな。
スケート
やすながスマホ持ってる・・・。彼女の知能で活かせるんだろうか。あと頭で滑るネタが脈絡無さすぎて面白い。
あと凍って動けなくなる水鳥は実際たまにいるらしい。