アニメ感想:キルミーベイベー 第10話「さんたつららてゆきだるむ」


 今回は良かった。作画が安定してたし、話の密度も高い、このアニメ版における理想的なコンディションと言っていい回だろう。残りもこんな感じだったらいいなあ。
 今回はやすなのぬいぐるみをちゃんと持ち帰ろうとしたソーニャちゃんとかが特にいいね。結局貰ったのかは分からなかったが。アニメ版の各話ラストは基本的にベタベタ度高めで大変よろしい。
 それと原作の扉絵やおまけページの絵をアイキャッチに持ちだしてくれるのが地味に嬉しい。ロボやすなは印象に残ってた扉絵だし、紙飛行機(2巻)のエピソードに3巻あとがきの絵を絡めてきたときは更にハッとした。

 あと、ケーキが余ったシーンで、「もしかしたら没キャラ来るかな?」と期待してしまった(結局原作通りだったが)。3話ではうっとおしく感じたくらいなのに、愛着が湧いてきてしまっていたらしい。これは辛いな。報われるとは思えないし、参った。せめて今度出るファンブックとかで扱われてるといいんだけど。

 来週は、単行本掲載分において最狂のあぎりさんが見られそう。もうすぐ終わりなのは寂しいけど、楽しみだ。