ゲーム感想:デビルサバイバー2 ブレイクレコード

 オリジナル版シナリオ「セプテントリオン編」を1周クリア。所要時間はゲーム内計測で39時間丁度。分岐はヤマトルートで難易度は黙示録固定。…他のルートは勿論、3DS版追加シナリオ「トリアングルム編」は全くの未着手。いつ終わるのやら。
 まあ2周目以降は福音を解禁して突っ走るなどして、できるだけきちんと遊び切る予定。

2015年02月24日追記
 両編の全ルートをクリア。総プレイ時間は95時間程度。トリアングルム編は周回せず、分岐前セーブを利用した。ガチ周回なら確実に100時間を超えていた。
 以下の感想項目にトリアングルム編の感想を追加。

評価点

  1. スキルクラックが適度に楽になった
     クラック共有のこと。オリジナル版時点であったそうだが、1やOCにはなかった追加システム。これのおかげで、クラックで神経を使う局面が一気に減り、マップ攻略に専念しやすくなった。クラック関連の不満は殆どないといえる。
  2. 低難易度モード「福音」の仕様が非常に親切
     ダメージのやり取りがかなり有利、獲得経験値・資金が増量、全滅しても戦闘中の取得物を持ち越してリトライできる、といった感じでかなりヌルく出来る。極めつけにデメリットは皆無。実績にもルート分岐にも全く影響しない。
     プレイするのが辛い人だけでなく、周回以降はちゃっちゃと進めたいというヘビーなニーズにもしっかり応えてくれる。難易度はコンフィグからいつでも変えられるため、遠慮も要らない。
  3. ギャルゲー度が上がってる
     OCはそんなに極めたわけではないし、もう内容も殆ど忘れているのだが、ここまでではなかったような…。
     まあ、アトラスの一面らしくて良いんじゃないかな。共通ルート時点であれほど誰かれ構わず全方位からモテまくるわりに、ハーレムエンドはないらしいが。

問題点

  1. 新主題歌が微妙
     オリジナル版の主題歌は曲の出来が良かったし、何より作中の雰囲気と非常に合っていたが、BRの新曲はどう聴いても場違い。正直変な曲だし、単体として見ても全く好きじゃないのも痛い。
     ちなみに歌ってるのは主人公。…君というやつは……。しかし終末の世界でもほぼ常に変な選択肢に溢れてる人物なので、このズレようはある意味納得かもしれない。
  2. テンポの切り詰めが甘い
     通常攻撃が無駄にズームし、ミスした時の妙に長い間などが健在、敵が「邪念の波動」などで一方的に攻撃してくる時、こっちは何も出来ないのに一々通常の戦闘画面に入る*1仕様が改善されていない、シナリオスキップ機能はテキスト部分のみで演出部分にはほぼ効果がない、など色々。
     別に現状が酷いってものではなく、どれも許容範囲内に留まるものなのだけど、どうしたって1周の所要時間が一定以上かかるゲームなんだから、もっと深いこだわりが欲しかった。スキップの挙動は忘れたけど、少なくとも戦闘関連で挙げた不満はOCから野放しだしなあ。

新シナリオ「トリアングルム編」について

 要点とか見どころをざっと。

  1. オリジナル版シナリオの続編。完全にそちらから地続きのストーリーが展開する。ただし、オリジナル版終盤の分岐は、本来存在しない分岐(完全に主人公立案+憂う者含めた全員生存)を選んだことになっている。そのルートがどんな内容だったかはちゃんと説明が入る。
  2. エンディング分岐は3つだが、セプテン編の分岐とは違い、ルート分岐と言える規模の変化はしない。分岐はラスボス直前のタイミングで、いくらかの会話とエピローグだけが変わる仕様。尚、どの結末がベストエンドかは至極明白な作りになっている。
  3. 初めから仲間全員と関係が構築されているため、その分各キャラの掘り下げが更に深くなっている。特にセプテン編でやや問題児気味だったロナウドなんかは見もの。キャラ同士の絡みも激増。
  4. いわゆるループ要素がシナリオに絡んでいるのだが、それに乗じて一部のサブキャラが救済されている。
  5. クリアまでの所要時間は、セプテントリオン編の仲魔やスキルをフルに引き継いで約12時間。引き継ぎ無しなら20時間辺りが目安か。

 こんな具合で、言うならPCゲームのファンディスクに相当するような内容。登場人物の成長や新しい一面が見れたり、元よりも更に理想的な終わり方で完結するなど、オリジナル版をよく補完している。ただ、流石にボリュームは元ほどじゃないという感じ。

総評

 既存シナリオを1周するだけでもOC同様に物凄いボリュームと面白さ。取り敢えずオリジナル版が未プレイなら不安要素は何も無い。シミュレーションRPGとして抜群の出来。

 トリアングルム編はまあいい出来だが、単純にボリュームで言ったらセプテントリオン編より少し劣る感じ。セプテントリオン編をプレイ済みのユーザーで、トリアン編しかプレイする予定がない場合は物足りないかもしれない。
 まあセプテン編もフルボイス化や、あるシーンで立ち絵が追加されているなど色々追加されているので、ここはセプテン編の再プレイもおすすめしたいところ。

「ファークライ4」合計5万4000本,「デビルサバイバー2 ブレイクレコード」5万3000本などの新作が登場した「週間販売ランキング+」 – 4Gamer.net

 余談だが、初週の販売本数は5万本強と、紆余曲折あった割には1や2のオリジナル版並に売れた様子。曲がりなりにも存在したアニメ*2を加味して、その割にしょぼいと取られる可能性がある点は心配だが、ゲーム単体の成果で見たら新作を期待してもいいはず。待ってる。…既に3以降がリリースされていてもおかしくなかった程に時が経ってしまっているわけだが、それでも。

  1. AIキャラ同士が戦闘する場合、戦闘結果だけを表示する簡易戦闘になるのだが、邪念の波動のケースも「AI対無操作」なんだから本来は簡易戦闘でいいはず。 []
  2. 放映はもう大昔だし、主人公のキャラが悪い具合にシリアス改変されてて色々な意味でついていけなかったし、挙句の果てに終盤はやたらヤマトにばかり執着する展開でBLゲーと勘違いする視聴者が出るなど、はっきり言って出来は悪かった。 []