アニメ感想:寄生獣 セイの格率 第17話「瀕死の探偵」

 分裂や探知の応用など、パラサイト技術の見本市みたいなバトルシーン。新一たちは超スペックの人間部分が他と一線を画する戦闘力を実現させているが、は基本形から逸脱せずに理詰めの強さを獲得していた。

 しかし知能が落ちてアホの子やってた本体側って、あっちがトドメを刺す流れからして相当に演技だよな。7話でミギーがやってた分裂実演を見ても、二分割程度の分裂じゃ思考能力にあそこまでの減衰はなさそうだし。顔や声が幼くなったのも、思考レベルが反映されたというよりは、演技の過程で一般人に悪目立ちすることを考慮した使い捨ての顔だった可能性が高い。うん、確かにそこらのパラサイトとは思考の次元が違うな…色々と。Aさんに毛が生えたレベルの決起で討ち取るのは無理過ぎたようだ。

 次回は里見と刑事達が居合わせている中で新一と玲子が対面。話もそろそろ終盤になるし、流石に色々と動きそうだな。