アニメ感想:艦隊これくしょん -艦これ- 第1話「初めまして!司令官!」

アニメ「艦隊これくしょん -艦これ-」公式サイト

 一大勢力と化したキャラゲーがいよいよアニメに。実は原作をやってた時期(サービス開始年の8~10月辺り)があるので内容はそれなりに知っている。現状知らないキャラがいない程度には。

 ちなみにそのゲームは…羅針盤だとか任務画面とかで一々無意味なクリックを要求されたり、攻撃のミス率がやたら高かったり、死亡によるキャラロストを警戒しなきゃいけないからステージ攻略が遅々として進まなかったりと、最終的に色々なストレスが楽しさを大幅に上回ったために辞めて、潤沢なファンアート眺めてるだけでも十分なコンテンツと化しているので復帰予定もない状態。まあ新キャラが高頻度で手持ちに入ってくる時期は素直に楽しかった。行き詰まってきたらプレイ姿勢の考え時って感じのゲーム。

 ゲーム側では世界観とかは大して語られず、戦闘シーンのビジュアルがキャラの顔グラ並べてるだけという始末なので、艦娘がどう戦ってるのかも謎。コミカライズ作品の情報でも入れないとさっぱりな様相だったが、アニメは真面目な世界観で双方に全面的に切り込む内容にしてきた。海にすらロクに出ない日常コメディで済ます手もあったはずだから、冒険したと言えるな。提督はイメージ配慮で存在だけの登場。

 戦闘シーンは、PVとか出まわるたびにネタ扱いされていただけあって、所々が少々滑稽に映る。海上は基本的に障害物が存在しないまっ平らな地形で、仮にも船なので跳躍とかしまくるわけにも行かないだろうから、必然的に移動関連のアクションはほぼ水上スキー、それを集団で丁寧に並んでやってるのが要因としてデカいと思う。あと戦艦クラスの艦娘は砲撃の反動で後ろに転びそうな感じが凄い。

 うーん、まあ海戦がコンセプトといまいち噛み合いきってないってだけで、演出や他の設定の造り込みは頑張ってるから、変な二次創作ネタあたりを引っ張りだすとかしなければ案外無難な出来になるかも?