漫画感想:シンデレ少女と孤独な死神 第18話「デート泥棒(前編)」

シンデレ少女と孤独な死神 – 漫画 – ガンガンONLINE -SQUARE ENIX-

 あー。西神くんって人付き合いに関しては本気で無能だね。兄さんからテンプレ丸出しの指導を受け、そこから容易に想像がつく奇行を披露した挙句野郎と二人っきりで過ごすって何なんだよ。
 しかし従来の彼なら絶対に受け狙い(笑いではない)の行動なんて出来なかったはずだが、基本死にようがない相手がいるっていうのは結構な救いになってるみたいだな。なかなか面白い回だった。

 事件の方はどうだろう。この時点でヒントになるものはあるんだろうか。いや、これまでの傾向から考えてあるはずだ。書いてみよう。
 予め言っておくが、明らかにどうでもいい情報も多い。
・映画
 ・落雷によるインフラ破壊をテーマにしたと思われる作品。登場人物はジャックとジェシカ。メインキャラかは不明。
 ・タイトルは「トゥール・ハンマー」。トールハンマー(雷神の金槌)のことと思われる。語感的にはトゥームレイダーを思い出したけどこれは関係無さそう。
 ・言うまでもなくド派手な落雷シーンがある。西神とアキラの話を統合する(災害が切っ掛けに仲が深まる話+停電の結婚式)と、序盤とラストで2回は落ちてる?
 ・エロいシーンもある。アキラの反応は不明。知りたい。この直後か最中に落雷が来る。
 ・上映部屋にいなくても周囲は音で内容がわかる。その範囲には男子トイレや受付がある。
 ・場所が場所なんで客は少ない。10人もいなさそう。
 ・字幕版と吹き替え版があり、今回は字幕版。ただし吹き出しの表現は全て日本語。漫画的な都合?
・鎧塚会長
 ・バイト。今回の映画が見たいという、公民館のにーちゃんに頼まれて急なシフトを食らった模様。
  ・放映直前より、チケット切り・当日券販売・パンフレット配布の作業を代わってあげた。
 ・眼帯で左側がよく見えない(気色悪さMAXの西神がいた方向なので助かったかもしれない)。
 ・映画の内容は知らない。
・誰だっけこいつって感じの映画好き(多分クラスメイト)
 ・本作をもう一度見に来たリピーター。映画館以外では見たがらない本格志向だが、上映されるのが字幕版と聞いて公民館にきた。
  ・本作の字幕版はこの近辺ではレアで、吹き替え版と大きな違いがあるらしい。
 ・西神と鎧塚がいた段階の受付には来ていない。余裕を持って入場したと思われる。
・西神
 ・同じくリピーターだったが、チケットも財布も忘れて撃沈。映画野郎の主張が正確ならば、前見たのは吹き替え版。
 ・なので受付席から音声だけ聞いていた。
  ・台詞は英語な上余計なことを考えていたが、彼の頭と視聴経験なら把握可能と思われる。
・事務室(犯行部屋)
 ・棚の戸が相当なパワー(外れた戸が歪むほど)で破壊されている。一方で机や本棚など、他の部分はほぼ無事。何が盗られたかは現在不明。
 ・ドアの鍵が意図せず開いていた。他の侵入経路は特に手が付いた様子ではない。
 ・ちっちゃい祭壇がある。
 ・出て直ぐ横に窓口式の受付がある。西神たちが居た受付との位置関係はよく分からん。

 こうして見ると随分要素がある上、結構あからさまに感じる点も多い。折角だからもうちょっと踏み込んで考えてみよう。

・脈がある犯行手口
 ・映画の展開を把握している人間が、劇中で雷が落ちるタイミングを見はからって棚を盛大に破壊した。
・怪しい人物
 ・映画大好き野郎:映画が初見じゃないと公言している。ただし事務所の扉を突破し、棚をピンポイントで荒らせた説明が全く付かない。
 ・シフト押し付けたにーちゃん:公民館側の人間なので目当ての物へ他者より簡単に辿りつけた可能性が高い。ただし映画は初見のような言い回しをしている。
・有りそうな展開
 1.にーちゃんは実は初見ではなく、映画の内容を利用した犯行を試みた。
 2.犯行に忙しくて今回の上映はまともに見ていない。
 3.アリバイとして前見た上映の内容を述べるが、吹き替え版準拠の供述をしてしまって追い詰められる。
・残る疑問
 ・動機(盗品が不明なので当たり前。黄泉返り絡みも有り得そう)
 ・鍵の開け方(容疑者にされる可能性を避けた上で鍵を保有する手段がハッキリしない)
 ・棚の壊し方(掛かっている力が異様に強い)

 というわけで犯人や手口、おおまかな流れまで考えてみた。恐らく事はここまで単純ではなく、普通に恥をかくと思うが。
 そもそも容疑者になるキャラが出揃っていない可能性すらあるし、疑問も致命的なのが残りすぎだ。
 まあここまで気合入れて出しまくった予想が尽く滑っても、それはそれで愉快なことだろう。次回を楽しみにするとしよう。

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