ゲーム感想・攻略:ブロッサム・ガール

Vector 新着ソフトレビュー 「ブロッサム・ガール」 – 残り少ない疑似生命を上手に使い、敵と戦いながら目的地を目指す“制限型”短編RPG

 ウディタのフリーゲーム。Vectorで見かけたんでDLしてプレイした。
 完全クリアまでのプレイ時間は体感で2時間以内。テキストパートはスキップがあるので、2週目以降のエンディング埋めは極めて早く終わった。

ゲーム性

 ゲームの主題はシンプルで、「最初に与えられたポイントが尽きるまでに最終ステージを突破する」こと。さらに「ポイントは絶対に回復しない」ことと、「初回はステージが全部でいくつなのかわからない」ことで先見性と計画性を要求してくる。つまり初見か否かで難易度が大きく変わる。

 …が、肝心の根本的な難易度がかなり低い。というか多少無駄に戦ったほうが結果的にポイント消費は緩やかになる(消費大の大技に頼らずに済む)っていう。なので、カツカツの詰将棋みたいな展開を期待するのはあまり相応しくない。本作は読み物としての面白さに重きが置かれているので、ゲーム部分は付加価値的なものと捉えるのが正解だろう。

シナリオ

 ファンタジー系。設定やキャラ作りが良く出来ていて、中々面白い内容だった。テキストは若干クセがあるようにも思えたが、似たようなノリの「Elona」にハマっていた私には大して問題ない。
 欲を言うなら、もっと報われるオチも欲しかったかなあ。マルチエンディング系だとどうしてもそういうひたすら丸く収まる展開を求めたくなる。あと、各テキストパートを自由に見れるモードも。こういうのってひと通り終わると見直したくなる。

攻略

 さっきも言ったが、ゲーム部分に関しては通常難易度でもややヌルゲー。必要でもないのに融合攻撃をぶっ放しまくりでもしない限り、初見でも現実的にベストエンドが狙えるだろう。というかできた。
 でも変な進め方したら難しくなるのは確実なので、一応1.04でのプレイを前提とした要点を記述する。あと最後にエンディングの分岐条件を書くので、ややネタバレ注意。

敵は積極的に狩る

 このゲームは経験値の扱いが特殊で、敵を3体倒す毎に必ずレベルが上がる。そのため、戦うだけ無駄な敵は一切存在しない。無理なく接触できる敵はガシガシ倒した方がいい。道中の雑魚をアタックレシオ全開で2発以内に潰せるレベルまで持っていけば、ボス戦も大体安定するはず。
 無論やればやるほどRLPが減っていくわけだが、あまり深刻な自体にはならない。というか真にまずいのは何百も消費する「這い上がる」や「融合攻撃」が必要なほど余裕がなくなること(仮にボス戦限定の事態でも駄目)。そうなるよりは、レベル上げにRLPを割いたほうが遥かに消費が落ち着く。

レベルアップボーナスは全て攻撃力を取る

 アイテムは持ち切れないほど手に入るし、同様に回復薬も豊富なのでHPやアイテムは価値がない。この2つは自然に取れる分だけで十分。
 一方で攻撃力はやたら重要性が高く掛け替えもない。与えられるダメージが多ければアタックレシオの開放を抑えられるようになるし、何より攻撃はRLPを消費するので、少ない攻撃で倒せるようにしておくのは重要。言うまでもなく、これらはHPやアイテムの節約にも繋がる。
 一部のボス戦は連戦になるので、それで苦戦しているようなら回復薬入手を若干考慮してもいいかもしれないが、そういう特殊な状況でない限りは攻撃力一択。

敵の行動パターンに合わせて動く

 敵が次に何をするのかは画面右下で全てわかるようになっている。雑魚敵は一発二発で倒せるからそこまで大した情報じゃないかもしれないが、ボス相手だとかなり重要になってくる。
 回復行動、待機行動、固定ダメージ攻撃、大してダメージのない攻撃が来るならアタックレシオ全開攻撃、如何にも必殺技らしき行動が来るなら回復薬、アタックレシオ最小攻撃、ボム、防御を検討すると良い。

エンディング分岐

 進行度依存のランク形式で分岐する。EからSまで。基本的には各話毎にセーブを分けておけば効率良く埋めていけるはず。
 また死亡時の「全てを諦める」はRLP切れと同じ扱いになる。ポイントを無くしたい時は、無理に歩いたり何かぶっ放すよりはこちらのほうが手っ取り早い。

 ラスボス以外のボスは敗北しても特に特別なイベントはない(そのままエンディングDかBに移行)。Sの明確な条件は一応伏せておくが、ゲームシステムからある程度察しは付くだろう。ポイントを余らせることが大切。

 E:第1話エリア1で敗北
 D:第1話エリア2~第4話までにRLPが尽きる
 C:第4話クリア後、故郷に帰る
 B:第5話以降でRLPが尽きる
 A:最終決戦で掲示される条件を満たさない
 S:最終決戦で掲示される条件を満たす

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