ゲーム感想:世界樹の迷宮4 伝承の巨神

 クリアした。クリア時間は思い出きろく帳測定で58時間程度。引き継ぎありの体験版は20時間。ただし寝落ちした覚えがあるので、実際は5時間くらいマイナスかな。あと体験版は制限故に手持ち無沙汰感のある無駄なプレイが多かったと思うから、初めから製品版で同じ進捗を目指したら絶対20時間はかからない。ちなみにいつも通り、ED後も冒険は続く。隠しボスわんさか。
 私は1以外のシリーズをプレイしたことがあるので、その辺の経験を軸にちょっと書く。


シナリオ
 新人冒険者達が多様な種族と手を取って謎や脅威に立ち向かい、冒険者としての高みへ登るお話。王道気味というか、ぶっちゃけ根本の流れ自体はいつも通りって感じだが、今回は周囲から英雄視されていく流れがより早くはっきりしていたり、主要人物の死亡が少ないのが特徴。これまでのシナリオの中だと一番快活かもしれない。私的には好き。
 また3だとほぼ必須だった、周回プレイが必要ないのも良い。思わせぶりな選択肢こそ依然要所要所に出てくるものの、結局は一周で全てのクラスが漏れなく解禁され、大団円に収束する内容になっている。お陰でダレたり後腐れが残るような事態は避ける事が出来た。
ちなみに周回自体はいつも通りシステム的に対応している。1度しか手にはいらない素材の装備を鍛冶したり複数揃えたいみたいな、相当極めたい人向けだと思うけど。

難易度
 従来と比べて、かなり優し目に感じた。ボスを倒すのにレベル上げが全然必要なく、初見、もしくは要点を押さえた上で二戦目を挑んだらまず勝てた。無論難易度はノーマル。
 希少種のお陰で意識しなくてもレベルが上がることと、食材調達で金が余りまくるので装備ガチガチが常態になるのが一因だと思う。あと離脱アイテムが3種類に増えたので、揃えておく癖をつけておけば糸を忘れても致命傷にならないケースが増えたのも大きい。

新要素
 モンスターの3Dモデル化は成功だと思う。FOEの視覚化や、戦闘時のアニメーション付加がなされたことで、表現の幅が物凄く広がっている。例えば力を溜めるモンスターとか、如何にもな姿勢を取るからこっちもいつも以上に危機感を持ったりした。更にポリゴンモデルはかなりつぶしが効く素材だから、今後の開発も楽になりそうで万々歳ですな。
 気球パートも前作の船パートよりも遊びやすさが大幅に上がっていて面白い。ただし、ダウジングロッドが他の同カテゴリ(左コマンドで使う)装備と共存できないのは面倒だった。お陰で携帯地軸とか2回くらいしかまともに設置してない。

結論
 全体的にノリが軽めになった気がする。今回は3DS移行によってユーザー層が一新される可能性が想像されたため、歯応え以上にウケの強さを意識したのかもしれない。難易度もそうだが、シナリオの項で触れた二点や、新要素としてFOEをあの知らなきゃ何だか分からん球体から普通のモンスターデザインにした所からも似たような意思を感じる。
 と言っても、そこらのRPGよりも数段死にまくる高難易度っぷりは相変わらずなんだがね。深い探索や苛烈な戦闘がしたい人には変わらずおすすめできる作品。

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