神のみぞ知るセカイ―神と悪魔と天使 (ガガガ文庫 あ 4-1)
続刊が出るとの事だったので、出来が良かったのだろうと判断して手にとった。こういうのって原作者とは別の作家が執筆するから、こういう指標が無いと不安なんだよね。読んだ結果は確かに杞憂だった。原作本来のノリはかなり高い精度で維持されている。
以下は感想。内容に触れるので注意。
本書を読むまで、原作に対して抱いていた疑問があった。それは「何故未だにそっくりな姉妹ネタをやらないのか?」ということ。
ラブコメではかなりメジャーな要素だし、原作者が好きだと言ってる「アイドルマスター」にも存在する。にも関わらず、8巻まで行ってもまるで触れていないことが大変気になっていた。
しかし今回で合点がいった。本作でとっくに攻略していたとは。あと修羅場展開も本作が初登場だったようだ。そんなこんなで新鮮な展開が多くてかなり面白かった。原作ファンなら必見レベルの内容かもしれない。