漫画感想:こはる日和。 第1巻

 ねこうめ先生の漫画。

メロンブックス特典

こはる日和1巻 メロンブックス特典

 フレグランスブックカバー。メロンブックスのカバーはポスターと同じ梱包なので、初期は折り目がない。香源は胸元だけに付着している。
 ちなみに作者コメントは通常カバーと共通。

特記事項

キャラ紹介ページ
 カラーページ部分にキャラ紹介があるのだが、1巻にして既に8名いる。メインとサブで半々といった具合だが、ほとんどは結構な頻度で出てくる。
 そして全員共通の特徴としてほくろがあり、どの部位にそれがあるのかが記載されている。

 そう言えば本作の表紙はほくろを強調した構図だが、2巻以降のカバーも別キャラでそういう構図になるのだろうか。いや過激な部位の人物がちらほら居るからどうだろう…。

舞台と時系列
 この辺は結構ぼかし気味な作品。
 まず学校についてだが、モブ生徒が一切出てこないから、学校が共学なのか女子校なのかわからない。メインキャラの学年も(多分)言及がなかったが、こちらは諸々の言動から察するに1年。

 そして時間は今のところループしている。1巻は秋から始まって夏休み終盤で終わっているが、その間に進級描写がないため。
 つまりストーリー性にはあまり期待できないと言えるが、ギャグやエロの部分がかなりしっかりしているので気にならない。普通に4コマとして戦えてるタイプ。

小野坂こはる
 タイトルの子。そこそこバカ。つまりきらら系等の主役格だと正統派。巨乳。匂いフェチなのでボディランゲージ好き。
 ほくろは左胸の上。通常、制服を着ている時ならそんなもの見えないはずだが。はずだが。

橘ニナ
 ハーフの子。金髪な以外にハーフ要素はほとんど出さないが、稀にカタカナ台詞の変人になる。やけに物を持ち歩いており、友人用のタイツとかカバンから出す。
 ほくろは左目尻の下。大体常に見えてる。ワンポイントの王道。

北沢みさき
 ツッコミの子。かわいい物好きが高じて、小さい女の子とかにも興奮する。でも相対的にはツッコミ側に寄った人物。
 ほくろは左太もも内側。ギリギリスカートに隠れないため、平常時でもたまに見える。この漫画太もものアップ多いし…。

牧之瀬ひまり
 エリート風の子。高校デビューで活発優等生を装っている。
 ほくろは尾てい骨左。果たして本人は把握しているのだろうか。

小野坂さおり
 こはるの妹。姉の胸から目が離せない?というか姉に興奮している?
 ここから4人はこはるの同級生ではないため、扱い的にはサブ枠のようだが、彼女はメイン同然の登場頻度。
 ほくろは鼠径部の左側。流石にここのほくろが頻繁に見えるほどイカれたノリではない。

ニナのママ
 名前不明。デンマーク人。女の子の痴態が好き。
 ほくろは右胸南半球。クリスマスパーティ中にほくろが見えるシーンがある。この人は少しおかしい。
 ちなみに夫は世界を駆ける演奏家なので同居していない。そして回想では顔が見えない構図で登場していたため、恐らく現時点では出る予定がない。

橘アーニャ
 ニナの妹。ひまりの同級生。小動物系なのでみさきに少し狙われる。
 ほくろは右肩甲骨下。彼女は今のところ目立って登場しないので、見るのはなかなか難しいかも?

吉沼先生
 高校教師。しっかりした人物だが、すぐこはるにいいようにあしらわれる。全体的に所作がエロ漫画。
 ほくろはうなじの左。これはこれでロングヘアのため、見る機会はかなり無さそう。

マッサージ
 1巻を締めくくるイカれ回。マッサージ技術が覚醒したこはるが、登場人物の大半にハート目発情顔を晒させるという暴挙の話。しかもオチで世界観すら壊れるという破壊的な構成のため、ただのエロ回で片付けることが出来ない。
 あまりにも爆発力があったので、この回だけで本作に手を出した意義をほとんどまかなえてしまえた気がした…。

総評
 本作は「このタイトルで検索にかかるのか…?」というおかしな視点から予約をしばらく躊躇っていたのだが、買ってよかった。
 予想通りのいいエロぶりだったし、特に後半からはハート目発情顔の使用に躊躇がなくなってきているため、ある意味今後が楽しみ。あとギャグが面白いのは想定外だった。文句無しで継続購入行き。