ゲーム感想:かんぱに☆ガールズ Android版

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 まず「DMMゲームストア」をダウンロードし、ストア内でかんぱに本体を更にダウンロードするという仕様。

かんぱに☆ガールズ スマートフォン版

 ようやくリリースされた。同じく開発中とされてきた、iPhone版は案の定 (Appleは規制が非常に厳しいため、戦闘不能立ち絵が確実に引っかかると散々言われてきた。)まだ音沙汰無し。

 ともかく、いくらか触ってみたので少し書く。検証機はAQUOS PHONEのSH-01F.多分2~3年くらい前の機種。

基本仕様

データ・アカウント関連

  • セーブデータはPC版と完全共有。やりかけのクエストなども含め、双方でそのまま続きから遊んでいける。
    そもそも本件は、Androidが対応機種に加わっただけに過ぎない。
  • セッションも共有。スマホでログインすると、PCはセッション切れで強制ログアウトとなる。逆も同じ。
  • スマホ版で遊ぶことによる特典等も特になし。ただ、この点はiPhone版がまだリリースされていないのも大きい?

処理・演出関連

  • ゲーム内容や、出来る操作は双方で全く同じ。片方限定の要素はない。
  • グラフィック等も、UI系統以外PC版そのまま。ポリゴンモデルやボイスなど、中核的な演出素材は全く同じ。

かんぱに☆ガールズ スマートフォン版ホーム画面KanpaniSP-Quest

 ホーム画面とクエストのスクショ。UI以外はPC版そのものの様相が伺える。

問題点

  • PC版と同じ負荷を強いているため、通信量や電池消費が相当なものと伺える。とりあえずスマホは激しく熱くなった
  • 戦場モードはPCでも辛い読み込み負荷+小画面の二重苦になるので、正直ちょっと無理。
  • バックグラウンドだと動作が止まる。クエストに行かせて、戦ってる間に別アプリを…みたいなことは無理そうだった。
  • 明らかに駆け込みのリリースだったので、まだ色々不安定。まあどうとでもなると言えばそれまでではある。

総評

 冷静に考えれば分かるのだが、このスマホ版は新規ユーザーを獲得するためのもの。だってPC版主体のユーザーがこれを機にDMMの課金に手を伸ばすかと言ったら、そうは繋がらない。確かな利益を生むのは、これに惹かれてやってきたスマホ主体ユーザーしかない。

 というわけで、「出先でも快適にパン消費!」みたいなことを期待するのはちょっと間違い。何故ならスマホをメインに遊ぶ人を満足させることが目的なので、処理の快適性より演出のクオリティが最優先だから。出先で出来るには出来るが、そこまで快適ではない。もちろん、今後改善は確実に入り続けるだろうけど、PC版のサブ的な進化は絶対しないかなと。

 まあ、PC版ユーザーからしてみれば、理想からは若干逸れた代物だろうが、選択肢が出来ただけでも大きいと考えるべきか。
 逆にこれを機にプレイを検討している人は、結構良い部類のゲームなのでどんどん参入して欲しい。