アニメ感想:ローリング☆ガールズ 第7話「星をください」

 …あれ、モサって石さえあれば誰でもなれるみたいな会話してる。確かに石を所有する以外の条件が明示されてきたわけではなかったが、てっきり適正とかそれくらいの壁はあるものかと。

 何でそう思っていたかというと、仮に石さえあればOKなら、東京編の団長の株がまた下がるから。後任に石を譲渡する発想が皆無だったのが問題になる。そりゃあ彼女が元々持ってた石は私物だろうから好きに処分する権利はあるし、一般には効力が知られてないから表立った非難もされないし、何より本来は大した事件がない国だからモサが失われても目下の問題はなかっただろうが、自分が抜けた後の自警団をどこまでも何とも思ってなさそうな感じに…。加えて、主人公らがあくまでモブであるという、ここまでアイデンティティに映ってきたポイントも危うくなった気が。

 まあ本当に石だけでモサになれるのかは不明なままだし、持ってると不吉だとかいう話も今回出てるから、浮上した問題がフォローされる可能性はまだあるが。

 あと東京編といえば悪匠が再登場してるな。危険と言えば危険な組織だが、作中的には騒動要素の便利屋みたいな扱い?それ以上の踏み込みはあるんだろうか。誰かが叩いたほうが良いような気がするが、やってることがギャグの域でもあるんだよな。